表彰を受けました!(生徒さんの頑張りです)
四日市ときわ教室の吉川です。
先日、京進本部主催のリーチング学習手帳大会で、教室として表彰状をいただきました。
表彰式(京進の教室長講習会にて)。右が私です。
表彰状は教室の面談室に飾っています。
京進で使用しているリーチング学習手帳に創意工夫が見られる生徒、および教室を表彰する制度です。
四日市ときわ教室では、小学6年生のHちゃんが優秀賞として受賞しています。本当におめでとう。
その日の気分に勝つ方法
手帳は、書くことが目的ではありません。
記録に残すことで、「今日やるの忘れてた!」とか、「今日やるのめんどくさいから寝よ!」という“その日の気分”に勝つことを目的にしています。
そのために、毎日手帳に書いてあることを見れば、その時書いたことを思い出して、「やらないとなあ」と自分を奮い立たせるわけです。
まるで勉強を覚えるときと一緒ですよね。
毎日思い出せば、それは長期記憶となって忘れなくなり、楽になるのです。
手帳に書いた目標も、そんなにハードな内容には設定していないので、思い出せばすぐやれるようなものも多いです。
生徒さんと先生で一緒に話し合って決めています。
今月、講師の先生と生徒さんに伝えたいこと
小さな目標(今日・明日を変える目標)
と
大きな目標(将来の自分を考える目標)
の2つをつくることを伝えています。
小さな目標は、具体的な目標です。
今月で言えば、期末テストの目標点数です。
「ちょっと頑張ると達成できる現実的な目標」かどうかを先生が判断して、高すぎず、低すぎずの目標をアドバイスしていきます。
- 5科目得点の合計が◯◯◯点以上
- 順位が◯位以上
- 前回より◯◯点UP
このあたりが、今月のメジャーな目標になると思います。
勉強面の目標を3つ以上、生活面の目標を2つ以上つくり、実のある毎日を過ごせるように応援していきます。
もう一つは、大きい目標です。
大きい目標は、だいたい精神的な目標です。
今月、先生たちにお願いしたのは、経済産業省が発表した「社会人基礎力」です。
これからのAI+グローバル+少子化時代に必要とされる力を、国が大きく3つ、細かく12つの項目に分類しました。

経済産業省「社会人基礎力」より http://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/
近場では、四日市南高校が指導方針で取り入れて授業に反映しています。
これは抽象的な力に見えるかもしれませんが、生徒さん一人ひとりの腑に落ちる目標に置き換えることはできると思います。
今日の自分の授業姿勢は、自分から進んで取り組めたことはあるか、一人で抱え込まず先生や周りの友だちにSOSを出せたか、などなど・・・。
勉強を通して、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力を培って、将来社会で生きていける力を養ってほしい。
京進スクール・ワンは、そのような自立性をリーチング手帳などのツールを使って育てていきたいと考えています。