菰野高校塾対象説明会2019〜エリア制〜

教室長 阪田より一言

11/5に行われた菰野高校の塾対象説明会に行ってきました。

菰野高校はH29,30年の2年間文部科学省の事業として、「高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業」に取り組んできました。また、今年は県の事業として「学びの変革」と言う事業に取り組んでいます。

こういった事業を通して高校生としての基礎学力向上についての取り組みが行われています。教頭先生のお話では、生徒の変化としては授業に対する意欲(授業中に騒いだり寝たりせず、授業に対して積極的に発言するなど)が向上したことを挙げておられました。例えば、英語の授業のアンケートでは楽しいと答えた生徒が楽しくないと答えた生徒を超えているなどの結果が報告されています。

生徒の基礎学力向上のために日々努力されていることが伺えました。

エリア制について

菰野高校を受験する上で必ず知っておかなければいけないのがエリア制についてです。

エリア制とは、2学年次から、3つのエリア(科目群)から授業を選択して、自分の興味関心や進路希望に応じた学びを深め、力をつけるカリキュラムのことです。

『ステップアップ』 大学・短大・高等看護専門学校への進学に必要な学力を身につけ、上級学校への合格を目指します。

『キャリアデザイン』 就職した後、仕事をする上で必要となる資格・技能の習得など、社会人としての資質と能力を身につけます。

『ヒューマンサポート』 実習や体験学習を中心とする授業を通して、社会人にふさわしい人格の形成を目指します。

なお、エリア制では一度エリアを選択すると途中でエリアを変更することはできないので注意しましょう。そのため、1年次では進路選択についてのサポートをしっかりしてくれるそうです。

3えリアの中で一番人気なのがキャリアデザインコースでおよそ6割の生徒が選択するそうです。

進路について

今年の中間報告では、進学(4年制大学、短大、専門学校等)と就職の比率がおよそ1対1でした。

大学に進学する生徒は大学でも野球をする生徒が多いようです。なお、昨年は公立の秋田公立美術大学にも合格しています。就職については9割以上が学校推薦での就職です。トヨタ自動車などの大手企業から地元の企業まで幅広く就職しています。

入試について

定員は160名で、そのうち3割が前期選抜残りが後期選抜という内訳です。

前期選抜では集団面接と数学の学力検査が課されます。数学の学力検査ではまずは大問1をしっかり正解できる学力を身につけましょう。

後期選抜では最終段階では面接を重視しています。

前期後期ともに集団面接が課されるので面接の練習はしっかりしておきましょう(もちろん塾でも練習します)。

最後に

菰野高校では主に教頭先生が説明をしてくれるのですが、お話を聞いていると生徒と寄り添っていい学校にしていこうという気持ちが大変伝わってきます。菰野高校は菰野町唯一の公立高校として地域とのつながりが強い学校です。地域に根ざした活動も魅力的な学校です。

 

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