教室長吉川より一言
特に教頭先生の説明が熱く、印象に残る説明会でした。
来てほしい生徒像、入試で重視する基準など、公立高校として語れるギリギリのラインを、包み隠さず語ってくださったと思います。
そういう発言ほど表現が尖ってしまうので、下手をしたら誤解を招いてしまう側面もあるのかもしれませんが、私は教頭先生が伝えようとした思いに賛同します。
販売情報コースなど、一つ一つのコースに注意を向ければ、けっして農業と家庭だけのイメージで語る高校ではなく、広く実学を学べる高校です。
農芸卒業生が、こんな幅広い業界の企業に就職しているのかという驚きや、進学校でついていけず苦労している高校生とは一線を画す大学進学の実績を知ることができます。
農芸を目指す受験生の皆さんは、教室に具体的な資料と情報を用意していますので、ぜひ聞きに来てください。
富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室 進路アドバイザーより
今回は、塾対象説明会を開催された四日市農芸高校を特集します。農業と家庭のコースがある高校です。説明会では、毎年生徒さんによる発表があります。
(1)各コースの特徴
【生産科学科・食品科学科】
・河原田小学校との田植え交流
【販売情報コース】
・みのりの丘マーケットの開設
【食品科学コース】
・地元の食材を用いた商品開発・販売
【園芸科学科】
・鈴鹿サーキットの園内に模様花壇の作成
・四日市駅前の花壇の定植
【園芸デザインコース】
・切り花や鉢ものを活用した国家検定への取り組み
【造園技術コース】
・4日間の造園現場の実習(インターンシップ)
【自然環境コース】
・里山保全に関わる講習と間伐作業の実技指導
【食物経営コース】
・地元グループによる郷土料理講習会
・自作の万古焼に料理を盛りつけた卒業制作
【製菓衛生コース】
・外部講師から実践的な技術を学ぶ
・製菓衛生師資格も目指せる
【生活福祉コース】
・保育園や高齢者施設を訪問し交流
【服飾経営コース】
・ドレスやスーツの製作
・染色から行う浴衣の製作
(2)入試
・選抜で重視する要件
→学習意欲があり、部活動や生徒会活動に積極的に取り組み継続して活動する意欲のある人
・前期選抜では1年~3年の評定が点数化される
(3)さいごに
生産系、環境系、生活系の学科があり、2年次以降は10のコースに分かれていきます。実習も多くあります。また、いろいろな資格も目指すことができます。
食品の開発や地域との交流などがあることもあり、新聞にも多く取り上げられているようです。
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