川越富洲原教室 教室長代理です。
2016年11月下旬の進路コラムを復旧します。
今回の進路コラムは、11月13日に名古屋で開催された北陸4大学合同進学相談会を特集します。「北陸での学びの良さと大学紹介」を中心とした講演と個別相談会が行われていました。
(1)金沢大学 ~学都金沢で自己を磨く~
★特徴
・入試の難易度・・・準難関10大学の1つ
(旧帝大の次で、千葉大・岡山大・新潟大・熊本大レベル)
・科学研究費補助金ランキング・・・779大学中 16位(平成27年度)
・クォーター制に変更(平成28年度より)
・国際化プログラム
→英語力教科プログラム(卒業時には英語ができるように・・・)
→東アジアの中核大学を目指して
★平成30年度より、「理工学域」改組予定(認可申請準備中)
①数物科学類
・数学コース 物理学コース 計算科学コース
②物質化学類
・化学コース 応用化学コース
③機械工学類
・機械創造コース 機械数理コース エネルギー機械コース
④フロンティア工学類
・知的計測制御コース ロボティクスコース 人間機械コース 先進物質システムコース
⑤電子情報通信学類
・電気電子コース 情報通信コース
⑥地球社会基盤学類
・土木防災コース 環境都市コース 地域惑星科学コース
⑦生命理工学類
・生命システムコース 海洋生物資源コース バイオ工学コース
★平成30年度より、理工学域の入試が変更!(以下の方向で検討中)
①理工3学域(機械工学類・フロンティア工学類・電子情報通信学類)前期一括入試
・3学域一括で入試を実施し、2年次から各学類に所属。
②理系後期一括入試の導入
・理工学域7学類と医薬保健学域3学類の計10学類が一括で入試を実施。
・2年次から各学類に所属。
③後期日程において、大学入試センター試験「英語」で外部試験スコアの提出が可能に。
(2)富山大学
・東海北陸地区の国立大学で3番目に入学定員が多い総合大学
→1.名古屋大学 2.静岡大学 3.富山大学 4.金沢大学
・東海地区からの志願者(平成28年度入試)
→三重 142名 愛知 812名 岐阜 412名
・東海北陸地区の国立大学で唯一の芸術文化学部を設置
・新しい個室の寮を設置(1万5千円~2万円)
・医と薬の連携を行っている
・一部の入試方式において選択式の傾斜配点が設定されている
・理学部と工学部は名古屋試験会場を設置
(3)福井大学
・就職率9年連続1位
・卒業生離職率(3年以内)7% (全国平均より低い)
・文部科学省の総合評価 7位(国立大86校中)
→地方大学でトップ。補助金に反映される。
・グローバル化した地域での課題に対応した内容
→英語 (企業で)課題探求プロジェクト 文理融合型
・教員養成
→子どもが大学に来て行う事業や教育委員会と連携した事業を実施。
・医学部
→医学英語(一般的には1年次のみだが、4年次まで行う。)
→総合医 北米型ERを目指す。
・工学部
→工学部のみの総合評価で学部は全国4位、院は全国1位。
→名古屋試験場を設置。
(4)石川県立大学
・生物資源学部のみの単科大学
→生物資源系の内容は、ほぼ対応している。中身も充実させている。
①生産科学科
→生きものと人間との関わりを学び新しい生産技術を開発する。
→遺伝子レベルから農業経営まで学び、生産のプロフェッショナルへ。
②環境科学科
→人と自然が共に生きる豊かな環境の実現。
→土壌・水・大気などの知識をベースに、環境や生態系と人の活動の関わりを解明し、自然環境を守りながら生産・生活環境を整備していくための理論と技術を研究する。
③食品科学科
→食品の科学を追求し、新たな可能性を探る。
→食品業界で活躍できる人材の育成を目的とし、そのために、バイオテクノロジーなど先端技術を活用し、食品の加工・貯蔵・流通技術の開発に取り組む。
・東海地区からの志願者・・・167名(平成28年度入試)