川越富洲原教室 教室長代理です。
2016年8月下旬の進路コラムを復旧します。
今回の進路コラムは、8月5日~7日に実施された、中部大学オープンキャンパスを特集します。文系学部説明・理系学部説明・保護者説明会は、副学長クラスの学部長・副学部長や、入試センター長・入試センター部長・キャリアセンター部長・キャリア支援課長といった方々が中心になり、説明されていました。
入試説明会は満席で、立ち見がたくさん出る回もありました。保護者説明会も、だいぶ席が埋まっていました。
3日間で、9400人あまりの参加者がいたそうです。配布資料に関しては、想定以上にうれた資料もあったようです。
(1)新設 宇宙航空理工学科
工学部に新学科が設置される予定です。2018年4月開設をめざして、準備が進められています。宇宙航空産業ならびに、関連分野の製作技術に関わる製造現場で、リーダー的技術者となる人材を育成します。
①なぜ、今、宇宙航空なのか・・・
→中部圏は、国から国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に指定され、愛知県を中心に宇宙航空産業の企業が集結しています。2020年度の生産高と雇用者数において、大幅な伸びを予測しています。
②なぜ、中部大学が構想しているのか。
→宇宙航空分野は、物理・機械・制御・電気・電子・情報など、幅広い基礎学力が求められます。中部大学では、「21世紀の社会からあてにされる技術者」の育成を目指し、2016年4月現在、工学部8学科と工学研究科6専攻(大学院)という社会で必要とされる多様な学問領域を設けています。この基盤を新学科でも生かすことで、企業で必要な技術や広い視野を習得することができます。
→中部大学がある春日井市の隣の豊山町には、航空宇宙産業の会社である三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所や名古屋県営空港(小牧空港)があります。地の利を生かした産官学連携教育を推進し、地元企業や研究機関での工場見学・実習も取り入れる予定です。
(2)就職率
平成27年度 全体・・・98.8%(平成28年3月卒業生)
工学部 99.6% 現代教育学部 99.4% 国際関係 99.1%
人文学部 96.3% 応用生物学部 99.3% 生命健康科学部 98.0%
経営情報 99.6%
(3)入試
①AO入試・公募推薦
過去の出題傾向を元にしっかりと準備をしておくといいでしょう。
②一般入試
使用する得点が、入試種別により異なるので、一番有利と思われるもので受験するといいでしょう。また、12月に特別奨学生入試があります。マークシート方式ということもあり、センター試験の予行演習のつもりで受験されることもあるようです。そして、この特別奨学生入試で、高得点(約8割)をとると、最大4年間の学費が免除されます。(一部費用負担が必要なものがあります。)
③ボーダー
A方式で、おおむね55~70%程度(学科により異なる)
特別奨学生入試の特別奨学生候補者最低ラインは、おおむね80~87%程度(学科により異なる)
その他は、おおむね50~80%程度(学科により異なる)
※学科により、さまざまです。
※全体の入学定員は、例年通りです。
(4)秋のオープンキャンパス
10月15日(土)に実施予定。
※春のオープンキャンパスを特集した進路コラムもあります。
(現代教育学部の改組を含む)
→こちらへ
(5)アクセス
名古屋駅よりJR中央線で約30分「神領」駅下車、スクールバスで約10分。
[char no=6 char=”進路アドバイザー”]中部大学も大変お世話になっている入試広報担当者がいます。教室で入試関連のイベントを開催する際には、資料を提供していただき、丁寧な対応をしていただいています。
大学として回答できる範囲内ですが、パンフレットやホームページに書いていないことでも教えていただいています。合同相談会やオープンキャンパスに足を運んでいる成果です。
実際に大学を見てきているので、オープンキャンパスに参加した生徒と話すときも、状況がわかっているので、話もしやすくなっています。[/char]