川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、9月24日にオープンキャンパスを開催された愛知大学を特集します。
2キャンパスで約2400名が参加したそうです。
大学展で入試課長さんからお聞きした情報もあわせて掲載します。
(1)トピックス
①学部・学科改組
・国際コミュニケーション学部 国際教養学科
→比較文化学科から名称変更
・文学部 心理学科 新設
→人文社会学科の心理学コースが学科へ格上げ
・地域政策学部 地域政策学科
→食農環境コースを新設
(「食(消費)」「農(生産)」「環境(社会・自然)」を一体のものとして学び、活力ある地域づくりに役立てる方法を考える文理融合型のコース)
・経済学部
→「経済分析」「政策・地域」「世界経済」の3コースにリニューアル
・経営学部 会計ファイナンス学科
→ビジネスデザインコースを新設
(経営を多角的に学び、ビジネスに新たな価値を創造できる人材の育成を目指す。)
②入試
・国際コミュニケーション学部 英語学科
→英語学科特別入試を新たに導入
(英語によるエッセイや面接におけるSpeakingも課される)
・国際コミュニケーション学部 推薦入試に国語追加。
③その他
・名古屋キャンパス2017年4月完成
→4か国語同時通訳ブースを備えたグローバルコンベンションホールもあり。
(2)大学概要
①法学部
②経済学部
③経営学部
・経営学科、会計ファイナンス学科
④現代中国学部
⑤国際コミュニケーション学部
・英語学科、国際教養学科
⑥文学部
・心理学科
・人文社会学科(現代文化、社会学、歴史・地理学、日本語日本文学、欧米言語文化)
⑦地域政策学部
・地域政策学科(公共政策、地域産業、まちづくり、地域文化、健康・スポーツ、食農環境)
(3)入試
・推薦入試において、2018年度入試で、学科試験化を完了。併願制はやや難化。
・一般入試(前期)に募集定員の約69%を割り振っている。
・数学の記述式問題においては、解答過程を重視していて、十分な加点(部分点)を行うなどの最大限の配慮と評価を行っている。
・一般入試の志願者数は近年増加傾向にある。
・短期大学部に入学し、4年制への編入も増えてきている。
・四日市に受験会場あり。
・センター試験の対策が愛知大学の受験にも役に立つ。
・入試問題は、前期入試を基準にして作問されている。
◎主な併願大学(国公立)
→愛知県立大学、三重大学、名古屋市立大学、愛知教育大学、静岡大学、岐阜大学 など
◎目標ライン
・一般入試(前期) おおむね60~70%程度
・センター利用(前期) おおむね65~80%程度
・推薦入試 おおむね60~80%程度
・愛知大学スカラシップ センター利用(前期5科) 83%程度以上で40名
◎倍率
・全体 3.3倍
(4)就職
・就職率 98.5%
・実就職率 90.7% (2017年3月卒業生)
(5)新入試に向けて
・国語の問題で、「思考力・判断力・表現力」の評価のしかたを検討中。
・英語4技能の外部試験をさらに導入する。
・AO入試の拡大の可能性あり。
(6)アクセス
①名古屋キャンパス
〔法学部、経済学部、経営学部、現代中国学部、国際コミュニケーション学部〕
・あおなみ線「ささしまライブ駅」下車。徒歩。(歩行者デッキあり)
・近鉄「米野駅」下車。徒歩約10分。
・市バス「ささしまライブ」または名鉄バス「愛知大学前」下車
②豊橋キャンパス
〔文学部、地域政策学部、短期大学部〕
・豊橋鉄道渥美線「愛知大学前駅」下車。