四日市工業の「ものづくり創造専攻科」の情報まとめ

四日市ときわ教室の吉川です。

四日市工業高校の「専攻科」が2018年からスタートしています。

2019年度の募集要項も発表されました。

四日市市民の中でもまだ知られていないことが多い専攻科のあれこれをまとめてみます。

専攻科ってなに?

専攻科は、高校を卒業してから2年間学ぶ学校です。

中学生の段階で、専攻科に「行く/行かない」は選ばなくても大丈夫です。

四日市工業に高校1年生として入学してから考えることができます。

また、他の工業高校を卒業後に四日市工業専攻科へ進むこともできます。

学歴は、高等専門学校(高専)や短大と同じ扱いになるようにしているとのことです。

専門学校より学歴としては上に位置づけられ、学費も県立高校レベルとなるので短大などよりもリーズナブルです。

ものづくり創造専攻科の内容

工業の街である四日市市に工業の専攻科を求める声が以前からあり、四日市市の工業高校の筆頭である四日市工業高校に新設されることになりました。

ものづくり創造専攻科は、機械コースと電気コースに分かれています。

募集人数は20名。機械と電気で10名ずつのイメージです。

高校3年間で学ぶ内容との違いが気になりますが、特徴は

  1. 技能検定(国家資格)の取得を目指す
  2. 近隣企業と「協働パートナーズ」を結び、産業界と連携している
  3. 英語など一部の授業は鈴鹿大学と連携して大学の講義を受ける
  4. 専攻科専用の校舎で、最新鋭の設備で学べる

技能検定は国家資格です。

企業で実務経験を重ねている中で取得する人も多い中、在学中にチャレンジできるというのは大きいですね。

協働パートナーズは、中部電力・パナソニック・デンソー・富士電機など、名だたる電気・機械系企業と提携しています。

提携しているわけですから、各企業から専攻科の学生に対する注目度も高いのではないでしょうか?

最近では、工作機械メーカー最大手といわれるDMG森精機が、最新の工作機械を専攻科の校舎に入れたことでニュースにもなりました。

3Dプリンターなども入っているようで、最先端技術という面では他校の追随を許さないでしょう。

入試の内容

専攻科の入試時期は、高校3年生の秋です。

(大学の公募制推薦とほぼ同時期)

特別選抜(9月)と一般選抜(11月)に分かれています。

特別選抜は、作文(50分)・面接・事前提出書類の総合判定。

事前提出書類には、志望理由書や調査書が含まれています。

専願ですので、実質的な推薦入試と考えて良いでしょう。

四日市工業の高3生はもちろん、他の工業高校でも調査書の評点が高い上位生には有効な入試方式です。

一般選抜は、学科試験(電気または機械)・実技試験・事前提出書類の総合判定。

一般選抜も工業科目の試験があるので、いわゆる普通科の理系では太刀打ちできません。

工業高校出身の生徒で、特別選抜で不合格だった場合に再度チャレンジできる入試と考えたほうが良いでしょう。

さいごに

2017年の入試の結果も公表されているので紹介しておきましょう。

特別選抜が4名受験で4名合格。

一般選抜が2名受験で2名合格。

合計で6名。20名募集ですから定員割れでした。

そこで2017年は再募集が行われました。結果、5名受験して5名合格。

今は11名体制で1期生を育てているとのことです。

この定員割れは三重県教育委員会もPR不足だったのではないかと反省の弁を述べています。

知名度が上がってきたら、難易度は上がってくるでしょう。

工業に興味のある高校生・中学生の方は、選択肢の一つとして四日市工業の専攻科を入れてみてもいいのではないでしょうか。

この記事がその一助になればと思って書いてみました。

京進スクール・ワン四日市ときわ教室

住所:三重県四日市市城西町4-21 ときわビル1階東 地図を開く
電話受付時間:15時~22時(日曜・月曜定休)
電話番号:059-329-7664