川越富洲原教室 教室長代理です。

7月末頃の進路コラムを復旧します。

今回の進路コラムは、7月23日・24日に実施された愛知教育大学のオープンキャンパスを特集します。現代学芸課程が廃止され、既存の専修・専攻に吸収合併されたり、新たに専修が作られたり、また、新しい課程ができたりしています。

 

旧帝国大学であった国立大学の教育学部は、主に研究機関であるため、教員養成課程は設置されていません。(その代わりに、教育大学が別にあります。)教員養成課程を設置している教育学部については、教員養成課程以外の課程(0免課程とよばれる、教員免許を取得しなくても卒業できるコース)は縮小・廃止の方向にあります。

ただし、大規模教育大学については、0免課程も残しており、旧帝国大学の教育学部も残ります

 

 

(1)改組の概要

①現代学芸課程の募集停止

 

②教員養成課程の変更

1.生活科専修の新設

2.日本語教育専修の新設

→外国人に日本語を教える教員の養成

 

※入学定員も現代学芸課程の募集停止に伴い増加している。

 

③教育支援専門職養成課程の新設

心理コース

福祉コース

教育ガバナンコース

 

 

(2)教育支援専門職養成課程

「チーム学校」を担うプロフェッショナルを育成する。先進諸外国に比べ、日本の学校は、教諭以外の職員が少ないです。その分教諭の業務量が多くなっています。今後の文部科学省の方針を見据え対応していける人材の育成を図るようです。

 

①心理コース

スクールカウンセラーなどの専門職の育成。国家資格として新設される「公認心理師」(卒業後現場経験か大学院進学が必要)の受験資格取得をめざすことや、「臨床心理士」(大学院進学が必要)の受験資格取得を目指すこともできる。

 

 

②福祉コース

スクールソーシャルワーカーなどの専門職を育成する。国家資格である「社会福祉士」の受験資格取得をめざすことができる。社会福祉士は、福祉関係のアドバイザーのようなもので、相談にのり、行政などのどのような援助を利用できるかや、どのように対応していけばいいかなどを伝えていく役割を担います。

 

 

③教育ガバナンスコース

学校事務職や大学事務職員、地方自治体や国家公務員などとして、学校や教育に関わる職員の育成を目指すコース。教育に関する法律・行財政・教育学・情報処理・国際理解・多文化理解といった現代の学校支援に必要な内容を学びます。

 

 

(3)6年一貫コース

大学(学部)4年間と大学院2年間を一貫させる進学コース。海外学術交流校での授業体験やNPOなどとの教材開発など、通常のカリキュラムでは得難い学修機会もある。4年次には、大学院の授業を先取りして受講できる。2年次に希望者向けの説明会があり、秋に公募され、3年次からこのコースに移っていく。

 

 

(4)キャリア支援

教員採用試験対策だけでなく、企業・公務員対策の支援も行われている。多くは教員になっていますが、現代学芸課程という0免課程があったこともあり、1割弱は企業へ、1割強は官公庁への就職もあります。

 

 

(5)アクセス

名鉄名古屋本線「知立」駅下車(名古屋から特急で約20分)、知立駅より名鉄バスで約20分。(大学構内にバス停あり。)(JR刈谷駅・名鉄日進駅から大学までの路線バスもあり。)

 

 

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