川越富洲原教室 教室長代理です。

2016年11月中旬の進路コラムを復旧します。

今回の進路コラムは、11月8日に高校教諭等との懇談会が実施された名古屋工業大学を特集します。

この時期の懇談会であり、教員向けですので、2017年度入学者選抜についてという感じではありません。副学長・アドミッションオフィス長(学長特別補佐)らが出席されていたため、また、事前に質問事項を提出する形式だったため、情報は、細かいところまで提供してくれました。

 

(1)現行入試に関して

①創造工学教育課程(6年一貫)

大規模な改組が行われ、新設されたコースについては、受験生にとってもわからないことがあるため、敬遠されることが多いようです。このため、倍率も低めだった。特に、「就職試験のようなグループ面接」というところで、高校での指導も不安があったのではないかの見ているようです。

 

②推薦入試

個人が特定できない程度に、最高点や平均点、最低点が公表されています。このような点数が公表されるということは、学力も重視している証拠といえるようです。模試では、一般入試における合格可能性判定がでますが、推薦は出ません。一応目安は・・・。(文書で公表されているものではないのでご容赦を。)

2017年度入学選抜(推薦)については、コースにより人気の差はあるようですが、そこそこいい倍率になっているようです。二段階選抜はしない方向で考えているようです。(現在集計中ということで、全体の場では発表されていませんのでこの程度でご容赦を。お世話になっている教授からの情報です。)

 

③現役と浪人

現役生の合格者が73~78%程度となっている。年により、幅があるのは、後期日程で名古屋大学の影響を受けていると考えているようです。

 

(2)創造工学教育課程(6年一貫)

①従来の学生と違い

まだ1年生しかいない課程ではありますが、「グループ面接」を経て合格していることもあってか、社会性が高く、グループワークにおいてもよく取り組んでくれていると評価されています。理学部は1人で研究するのが一般的ですが、工学部はチームで研究をするということで、今後の学生の取り組みにも期待をされているようです。

 

②研究の進め方

一般的に研究室が決まるのは、4年次や3年次ですが、この課程では1年後期から見習い的に研究室に入る2か月ごとのローテンションで複数の研究室を体験する。興味のある研究室だけでなく、幅広く体験させている。研究室に関わること以外は、従来の学びと同じ部分もある。

 

 

(3)就職

学生の保護者向けに編集されているという進学先一覧の冊子をもらえました。他大学では、あまり見ないくらいのかなり細かい資料です。(ホームページに掲載できるものではないので、ご容赦を。)

 

 

(4)新入試制度に対する方向性

文部科学省が、国立大学協会に提示した現段階でのプランや、新制度移行後の独自試験についての構想について説明がありました。

①センター試験に変わる新テスト

工程表ができている部分については、準備が進んでいきます。今年度も大学1年生500名を対象に試行を始め、2017年度には首都圏の100会場での試行、2018年度には10万人規模での試行、と毎年規模を大きくしながら準備が進んでいきます。

数学・国語の記述式を先行して導入することも決まっていますが、採点方法については難航しているようです。民間委託という案まで出ているようです。(現行のセンター試験では、受験料などで運営されていましたが、新テストでは、とうとう税金の投入が行われるかもしれないようです。)

公立大学協会や私立大学協会からは、採点方法に関して反発も予想されるようです。

 

②名古屋工業大学の独自試験

判断力・思考力・表現力を問う入試や主体性をためす入試など、多様な入試方法を文部科学省が求めています。工業大学は理系ではありますが、(数学と理科は当然として、また入試方式にもよると思いますが)国語(小論文)や英語も活用した入試を計画しているようです

 

※正式に確定されたことではないので、上記のような表現にしていますが、もう少し踏み込んだ話を聞いてきました。

 

 

※新入試など、文部科学省の方針などの情報は、私立大学よりも国立大学のほうが情報を入手しやすいというのが一般的なようです。

 

大学ホームページはこちら

 

進路アドバイザー進路アドバイザー

上記に、模擬試験についても少し触れていますが、教室にも模擬試験の案内を掲示しています。少しでも動機づけになればと考えています。また、模擬試験の成績も具体的な進路指導ができるように活用していきます。

 

教務教務

数年後には、センター試験が終了し、新入試に移行していきます。新入試の内容や、大学独自入試についても、調査を進めています。まもなく改組する大学は、改組の準備に追われていますが、ある程度改組した大学は、新入試についても検討を始めているようです。