【2019年三重県立高校入試】後期選抜志願状況が発表!今年の傾向と注意点は?

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京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。

受験生の皆様、おまたせしました。

2019.2.27付の後期選抜倍率発表のデータを見て、感じたことや注意点をまとめてみます。

発表資料はこちらです↓

三重県庁の公式ホームページです。報道発表資料や更新情報、県政スケジュールなど県民の皆さんにお知らせしたい情報を掲載しています。

【大前提その1】志願変更で最終倍率が変わるので注意!

1回に限り、志願校の変更ができます。

2019年度は3月6日に受付を締切るので、3月6日付けの発表が最終倍率です。

今回の倍率を見て、友達同士、保護者の方同士でいろんな噂が飛び交います。

その結果、毎年必ず、この初回の倍率は変動します。

気をつけてほしいのは、

“倍率が高いから”

“倍率が低いから”

という理由で、安易に志願先を変更しないことです。

みんな考えることはいっしょで、結局、倍率が低い高校に志願先を変えたら最終倍率が上がっていたとなれば、激しく後悔するでしょう。

だから、基本的には初志貫徹することをおすすめします。

【大前提その2】スライド判定の高校は「学校計」の数で判断しよう!

たとえば四日市南高校の場合、普通科と数理科学コースがあります。

普通科の倍率を見ると、0.68倍でした。

定員割れ?

もちろん、そういうことではないです。

数理科学コースの倍率を見ると、3.03倍です。

多くの受験生は数理科学コースで出願して、スライド判定で普通科を受けるということです。

「学校計」の倍率は1.17倍。

しっかり定員越えしているわけですね。

ですので「学校計」の数値で見ていきます。

このあたりはご存知の受験生ばかりだと思いますが、念のため。

桑名高校

2017年1回目倍率 1.15倍
2017年最終倍率 1.16倍
2018年1回目倍率 1.18倍
2018年最終倍率 1.18倍
2019年1回目倍率(今回) 1.11倍

例年1.1倍。最終倍率もほぼ変動なし。今年も例年どおりの傾向でしょう。

桑名西高校

2017年1回目倍率 1.19倍
2017年最終倍率 1.22倍
2018年1回目倍率 1.43倍
2018年最終倍率 1.41倍
2019年1回目倍率(今回) 1.30倍

2018年は異常に高い倍率の人気校でした。2019年も高い倍率です。

桑名西高校から志願先を変更するにふさわしい高校が見当たりにくいことが理由か、高い倍率だったとしても最終倍率が大きく下がることはありませんでした。

今年度も難関だと思ってください。

桑名北高校

2017年1回目倍率 1.21倍
2017年最終倍率 1.14倍
2018年1回目倍率 1.15倍
2018年最終倍率 1.17倍
2019年1回目倍率(今回) 1.34倍

例年と比較にならないほどの1.3を越える高倍率。

同レベルの高校に倍率が低いところがあるので、そこに流れる受験生が出る可能性はあります。

桑名工業高校

機械・材料技術系(くくり募集)

2017年1回目倍率 1.58倍
2017年最終倍率 1.53倍
2018年1回目倍率 1.42倍
2018年最終倍率 1.39倍
2019年1回目倍率(今回) 0.83倍

電気・電子系(くくり募集)

2017年1回目倍率 1.39倍
2017年最終倍率 1.33倍
2018年1回目倍率 1.42倍
2018年最終倍率 1.42倍
2019年1回目倍率(今回) 1.03倍

両学科とも、2019年度は大幅に倍率を下げました。

特に、機械・材料系は0.83倍です。

これを狙い目と見る受験生が殺到して、最終的に1.0倍を越える予想ができますが、他の工業高校も軒並み、倍率が低いことに気づきました。

なぜ工業高校志望者が減ったか?これは社会情勢・学校教育・塾指導・保護者ネットワーク・生徒情報それぞれの分析が必要となる大作業であり、今は答えられません。

いなべ総合学園高校

2017年1回目倍率 1.43倍
2017年最終倍率 1.44倍
2018年1回目倍率 1.27倍
2018年最終倍率 1.31倍
2019年1回目倍率(今回) 1.39倍

2018年よりも倍率UP。むしろ、2018年が低めなだけで、いな総は1.5倍以上の高倍率も多かった人気校です。

いなべ総合学園と同レベルの総合〜普通科が他に見当たらないという事実。最終倍率もあまり変化はないと思われ、厳しい戦いとなるでしょう。

四日市高校

2017年1回目倍率 1.08倍
2017年最終倍率 1.08倍
2018年1回目倍率 1.12倍
2018年最終倍率 1.13倍
2019年1回目倍率(今回) 1.23倍

少子化で高校定員数減少の中、3年連続で倍率が増えている北勢地区トップ校。

定員数削減したことも影響しているでしょうが、個人的には、学力の二分化の現れもあると感じます。

もはやここは倍率を見てどうする?と考えている受験生はほぼ皆無でしょう。

トップ校に挑戦するという意志を持った受験生たちにとって、倍率は良い意味のプレッシャーに変えるだけのスパイスのはずです。

四日市南高校

2017年1回目倍率 1.31倍
2017年最終倍率 1.27倍
2018年1回目倍率 1.43倍
2018年最終倍率 1.36倍
2019年1回目倍率(今回) 1.17倍

2018年より倍率が下がりました。

校長先生も替わり1年目。

校風や高校方針に新基軸を打ち出す進学校ですが、高校卒業後〜社会人に必要な広い視野を育てるという高い理念が、どこまで受け入れられるか私は注目しています。

四日市西高校

2017年1回目倍率 1.34倍
2017年最終倍率 1.27倍
2018年1回目倍率 1.27倍
2018年最終倍率 1.28倍
2019年1回目倍率(今回) 1.08倍

例年よりも倍率は低く、狙い目状態です。

あとは、桑名西高校あたりから通学圏内を無視しても出願変更したいという受験生が、この倍率を見てどれだけいるか…。

朝明高校

2017年1回目倍率 0.84倍
2017年最終倍率 0.99倍
2018年1回目倍率 1.05倍
2018年最終倍率 1.03倍
2019年1回目倍率(今回) 0.93倍

今年度から定員を減らしたのですが、それでも受験者が少なく定員割れを起こしています。

正確に言えば、普通科は1.02倍なので順当ですが、ふくし科が衝撃の0.39倍!

なかなか、このタイミングで福祉系にするぞという受験生も集まらないのではと思いますが、確実に県立高校入学したいなら狙い目です。

ただし、専門的なコースなので、やりたいことが一致している人だけにしましょう。

四日市四郷高校

2017年1回目倍率 0.81倍
2017年最終倍率 0.87倍
2018年1回目倍率 1.21倍
2018年最終倍率 1.22倍
2019年1回目倍率(今回) 1.08倍

四郷も定員を減らしましたが、倍率は順当だと思います。

不合格者は確実に出るので、注意してかかってください。

四日市工業高校

2017年1回目倍率 1.13倍
2017年最終倍率 1.15倍
2018年1回目倍率 1.16倍
2018年最終倍率 1.17倍
2019年1回目倍率(今回) 0.99倍

桑名工業と同じく、工業高校の雄である四日市工業も今回人気がありません。

上の表は全学科合計ですが、内訳を見ると、電子機械科と電子工学科はそれぞれ1.3倍以上あり人気学科です。

コンピューター系の進路の将来性を考えた方が多いことの現れではないでしょうか?

一方、電気科が0.44倍、自動車科が0.56倍と、一桁に近い出願者数です。

これは学科変更の出願が一波乱ありそうです。

四日市中央工業高校

2017年1回目倍率 1.13倍
2017年最終倍率 1.11倍
2018年1回目倍率 1.19倍
2018年最終倍率 1.18倍
2019年1回目倍率(今回) 0.90倍

本当に今年度の工業高校は人気がありません。

こちらの電気科も0.5倍と、特に電気系の進路希望者がここまでバランスが崩れるのも珍しく、トピックの一つになると思います。

唯一1.0倍以上が機械科の1.25倍。機械科はそこまでこだわりなく選んでいる受験生もいると思うので、他の学科の倍率を見て動きがあるでしょう。

個人的には、工業の総合学科である設備システム科の認知度がもっと高まると正当な評価につながると思っています。

四日市商業高校

2017年1回目倍率 0.86倍
2017年最終倍率 0.91倍
2018年1回目倍率 1.27倍
2018年最終倍率 1.17倍
2019年1回目倍率(今回) 1.16倍

倍率としては昨年ベースです。

四日市商業は今年度、情報マネジメント科の定員を減らしました。

そのため、情報マネジメント科の倍率が高値(0.56倍→1.03倍→1.17倍)です。

泗商の先生が、情報マネジメント科のメリットを強くアピールしてきたという動きもあります。情報マネジメント科の受験生、油断せずにかかってください。

四日市農芸高校

2017年1回目倍率 1.19倍
2017年最終倍率 1.19倍
2018年1回目倍率 1.27倍
2018年最終倍率 1.27倍
2019年1回目倍率(今回) 1.10倍

学科ごとで見ると、今年度は生活文化科の当たり年です。

倍率が高い昨年度などは1.6倍越えでしたが、今年度は1.03倍です。

一方、生産科学/食品科学科が1.25倍で最人気学科となっており、近年稀に見る高倍率です。

菰野高校

2017年1回目倍率 1.43倍
2017年最終倍率 1.30倍
2018年1回目倍率 0.78倍
2018年最終倍率 0.82倍
2019年1回目倍率(今回) 1.27倍

典型的な「去年倍率低かったから、今年は揺り戻しで高くなる現象」です。

菰野高校を昔のイメージで油断して語る方も多く、教室長としてそのイメージを払拭するのに大変なのですが、菰野高校は着実にレベルが上っています。

同レベルの高校群の中では、一番注意してほしいです。

内申点あるいは後期選抜の得点に自信がない生徒は、県立高校に行きたいという気持ちが第一にあるなら、他高校への検討も考えてみて良いと思います。

川越高校

2017年1回目倍率 1.47倍
2017年最終倍率 1.43倍
2018年1回目倍率 1.18倍
2018年最終倍率 1.21倍
2019年1回目倍率(今回) 1.36倍

最後にご紹介するのは川越高校。教室長の母校です。

今年も高倍率をキープしました。

国際文理科は毎年尋常ではない高倍率をはじき出しますが、2019年度も3.75倍となり、例年ベースと言えます。

スライド前提での受験となること必至でしょう。普通科合格でも素晴らしいと思います。

最後にふりかえって

工業系の進路を目指す受験生が、例年になく少なくなった年でした。

四日市市民としては、ちょっとさみしいところもありますが、工業都市として若い世代の人気が続くようであってほしいです。

電子系学科への人気は高めなので、これからの時代を反映していると思いました。

もう一つの傾向は、定数減による影響をどう受け止めるかです。

少子化だからといって、入りやすくなっているというわけではなく、学力が二分化していて、中間層が少なくなりつつあるという今の社会状況を、私は深刻にとらえています。

このブログで何回かくりかえしてきた話ですが、高校合格はゴールではありません。

高校3年間という、新しい環境でのスタート地点です。

そこを頭に入れて、高校卒業後の進路を、広い視野でゴールに置きましょう。

中学生の今の状態を見て、どの高校に入ると、さらに輝けるか?

少なくとも私は、高校3年生まで指導している学習塾の教室長として、高校合格の先の大学進学/就職のロードマップを考えています。

後期選抜の受験終了後は、ぜひこのブログに書いたことを思い出してくださいね。

【2019.3.6更新】後期選抜の最終倍率の結果が発表されました!

京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。 2019.3.6に県立高校後期選抜の最終倍率が発表されました。 先日のブログで書いた第一...

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ご挨拶 富田教室 教室長(2011年〜2018年) 四日市ときわ教室教室長 兼 富田教室・川越富洲原教室主任教室長(2018...

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