京進スクール・ワン四日市ときわ教室の吉川です。
常磐中学校・中部中学校の中間テストが終わりました。生徒の皆さん、ごくろうさまでした。
南中、私立中、高校はこれからです。
結果もまだ返ってきていませんが、常磐中・中部中の生徒たちはこれから今度は期末テストに向けて歩きだしていきます。
今の時点での、教室長吉川のふりかえりとこれからの展望を、ここで書いておこうと思います。
キーワーズテスト・クリアテストの反省点
四日市ときわ教室では、1対2個別指導専用教材『フォレスタ』を授業で使用しています。

フォレスタのホームページより(http://www.foresta.jpn.com/revision/)
テキストに、キーワーズテスト・クリアテストという別冊のテストが付属しています。
フォレスタは学校準拠でありながら、学校の授業より先取りすることが前提で作られている予習用の教材です。
学校より先に塾で学べるから、勘違いして覚えることを防いで、学校の授業で「あ、これ京進で習ったやつだ!」という達成感や、学校の授業が復習になるという多くの効果があります。
予習先取りをすると、理論上、定期テストが来る前に範囲を一周して、テスト前に時間があきます。
ここで実施するのがキーワーズテストとクリアテストです。
キーワーズテストは、テスト範囲の基礎的な暗記モノ(単語・用語・決まり文句など)の定着状況をたしかめるテスト。
クリアテストは、テスト範囲でよく出る問題を解けるかたしかめるテスト。
日頃、先生の授業をわかったと言っている生徒さんにも、このテストをしてみると定着状況が意外と悪かったりして、そういった危険に事前に気づくことができます。
フォレスタには理想的な進め方というものがあり、キーワーズテスト・クリアテストはテスト直前の授業ではなく、テスト3回前に予習先取りが終わったら、その後に実施するというルールがあります。
テスト3回前の宿題でしてもいいし、遅くてもテスト2回前の授業でキーワーズテスト・クリアテストをおこなうことで、テスト1回前に得点状況に合わせてサポートすることができるからです。
つまり、テスト3回前の宿題か、テスト2回前の授業での実施を守ることが、得点アップの一つの目安となります。
その実施が遅れている生徒が出たことが反省点です。
このような管理表をつくり、全生徒の実施を講師の先生にお願いしています。
すばらしいケースだと、クリアテストを4回実施・反復できているような生徒さんもいます。
一方で、テストまでに実施することができなかった生徒さんも、残念ながらいます。
理由はさまざまですが、多くの場合「予習先取りができなかった」ことが原因です。
予習先取りができない理由は、根っこには生徒さんが解くスピード、理解のスピードの個人差にありますが、それを含めても、直接的な反省は予習先取りをしきれなかった私たち先生側にあります。
先生によって、独自判断でテストに時間を割かず、他の対策を優先した方もいます。
最終的には個別指導なので生徒さんに合わせて応相談で決めますが、一方でフォレスタのルールはフォレスタ採用塾の諸先輩たちが積み重ねてきた統計に裏付けられた「最も成績が上がる方法」でもあり、安易に崩すものでもありません。
独自判断で崩した以上、得点の責任は先生に求められてしまうからです。
このような反省を踏まえて、さっそく講師ミーティングでは次の取り組みをおこなっています。
- KWT・CTをさらに余裕を持っておこなうため、先取り授業の励行。
- 2学期期末テストの予想範囲の貼り出して各講師が確認。
- 次のテストまであと授業が何コマあるかを把握し、1回あたりの授業計画を検討。
- テストの3回前の授業で先取りを終え、範囲分のキーワーズテスト・クリアテストを実施。
初心(原則・理念)は、いつまでも忘れずに、耳にタコができるくらい伝え続けていくことを心がけます。
能動的な動きを育てたい!
親や先生が子どもにあれこれと管理しすぎると、子どもは受け身で嫌々になります。
だから、道筋だけある程度つけてあげた上で、あとは子ども自身が能動的にいろいろ取り組めることが理想ですが、その足を引っ張るものが「生活習慣の乱れ」です。
深夜遅くまで起きていたり、日によって起床時間が違うと、体調を崩しやすく、授業中の集中力も低く、学習効果が上がりません。何事もめんどくさがりになります。
授業でも受け身になるわけですから、自分の勉強はもっと及び腰でしょう。
一言で言えば、嫌なものに耐えるエネルギーが、生活習慣の乱れのせいで残っていないのです。
残念ながら、そのような原因で自分に負けてしまう生徒さんを授業中や自習の時に見かけました。
これはご家庭での生活が影響大のため、私たちがリーチング手帳を通してアドバイスしていますが、それ以上のことがなかなかできません。
受験生でも、深夜0時を過ぎての勉強は禁止して、できれば休日も同じ時間で起きるように心がけてくださいね。学習面の向上はそれが改善されてからです。
リーチング手帳を、テストの反省と今後の行動改善に活用しよう!
テスト結果が返ってきたら、それを見ながら、さらなる成長をしてもらう必要があります。
このように、テスト後のフローチャートを作りました。
教室内用語(ていいち・おたぷり)が多く、すみません。
中間テストが終わった生徒から順次、このフローに沿って、京進のリーチング学習手帳の10月の目標を改善していきます。
目標は実行しないと効果を発揮しませんので、どうしたら実行に移せるかも大切なことです。
これは、先生が一方的に考えても押し付けになり、続きません。
最終的には、生徒さんに考えてもらえるよう、講師の先生に話のアプローチをお願いしています。
こういったPDCA的な発想に時間をとることも良い勉強になると考えています。
保護者懇談を開催します
中間テストが終わるこのタイミングで、10月は保護者懇談です。
定期テストがあった生徒さんは、結果も踏まえて懇談をおこなう予定です。
また、先ほど書いたように、授業中に観察していて生活の土台から改善したほうがいいと気づいたことは、懇談のなかでお伝えする予定です。
京進生の方には、授業時にお子様へ保護者懇談の案内用紙をお渡ししておりますので、また出欠のご記入と付属のアンケートのご記入の上、教室までご提出をお願いいたします。
この記事を書いた人

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