母校の立命館大学in京都で、外部講師として講義をしてきました。
左写真のとおり、専門の石です。
100名を超える大学生が出席していましたが、ふだん石のことを取り扱っている講義ではないので、石に興味ある人なんてほとんどいなかったと思います。
それはもちろん予想済みですから、授業にマジックをかけて、90分楽しんで勉強してもらえるように心がけました。
授業後の評価シート(生徒が先生を評価する)で
- 関心を持てた 56%
- まあまあ持てた 34.8%
- あんまり 8.1%
- 関心を持てない 1.1%
の評価をいただきました。
授業前は興味ゼロの人たちを、56〜90%あたりまで前向きな姿勢に持ってこれたので、私の中では目標達成です。
興味のないものに、いかに興味を持ってもらうか?
研究者としての先生ではなく、教育者としての先生に求められるものだと思います。
この経験もまた、私たちの教室作りにフィードバックしていきます。
それにしても、数年ぶりに立命館大学へ行きましたが、新校舎がたくさん増えていて、その様変わりにびっくりしました。
思い出の図書館も壊され、体育館があった場所にパルテノン宮殿みたいな巨大壮麗図書館が稼働していました。
それに反して、内部の空調、風通しは微妙でしたが・・・あまり良い学習環境とは言えない室温。
こういった視点も塾の運営と照らし合わせると参考になります。