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清林館高校の特徴、入試、卒業生の進路や進学先は?〜2017年9月塾対象学校説明会〜

2018年の記事はこちらからです。

清林館高校塾対象説明会2018 ~新校舎移転~
教室長 吉川より一言 去年の説明会でも宣言していたとおり、2018年度入試は合格ボーダーが高くなりました。 具体的に書くと、2017年度入試の一般入試合格者は全コース合わせて約5700名なのに対して、2018年度入試の一般入試合格者は約...

 

 

富田教室の吉川です。

清林館(せいりんかん)高校の学習塾向けの説明会に参加しました。

四日市市の中学生の中では、あまり知名度がない高校かもしれません。

選択肢の1つとして入れておいて、損はありません。

今回参加して、改めてそう思いました。

 

清林館の特徴って?

  1. 来年、100周年を迎える私立高校。西尾張では圧倒的な知名度をほこる。
  2. 100周年事業として、2018年4月から「新校舎」に完全移転!
  3. 仏教系の学校(母体がお寺)
  4. でも、イメージと違い英語に強い(毎年、数十人単位で留学)

清林館高校の新校舎の状況

新校舎は骨組みが出来上がり、工事は順調だそうです。

2018年4月から新校舎ということは、今年の中3は、新しい校舎の1年生になれます。

全部がピカピカ最先端校舎で高校生活が始められるって、これは大きな魅力に感じる中学3年生もいるのでは??

三重県の中学生の間で、こういうことって知られているのかなあ・・・?

 

清林館の卒業生の進路は?レベルは?

口外秘と念押しされた情報以外を、簡単にまとめてみます。

清林館は4コースがあります。

 

1.文理特進コースの卒業生の進学先・進路

難関国公立大学を目指すコース。

名古屋大学をはじめとする旧帝大レベルや、慶應レベルの私大合格者を輩出しています。

誤解を恐れず三重県でたとえるなら、川越高校に迫る実績といえば、伝わるでしょうか?

「えっ、じゃあ難しいんじゃ・・・」

詳しくはデリケートな情報なのでここには書きませんが、昨年の合格者の内申点(教えてくれています)を見る限り・・・

「これ、三重県の同レベルの公立高校に行くよりもしかすると・・・」

と感じます。

これ以上はwebでは書けないので、教室で教えます。

 

2.文理選抜コースの卒業生の進学先・進路

国公立大学〜難関私立大学を目指すコース。

以前は、進学総合コースの上位プログラムとして位置付けられていたのが、新たにコースとして昇格しました。

文理特進コースの、1個下というイメージで良いです。

旧プログラムの関係上、看護・保育・福祉系にも強いコースです(指定校推薦やカリキュラムで対応)

 

3.国際コースの卒業生の進学先・進路

高い英語力を身につけるコース。英検1級合格、語学研修、留学プログラム多彩

3番目に紹介するコースだから、上の文理コースよりも劣ると思うかもしれませんが、上の通り、場合によっては文理コースを凌駕しています。

英語に強いから、外国語に関係する学部で大学の難易度を飛び越え合格するということです。

 

4.総合進学コースの卒業生の進学先・進路

勉強と部活の両立がもっともでき、東海地方を中心とした大学進学を目指すコース

一番基礎的なコースとされ、受け入れ人数も約200名と一番多いわけですが、このコースでも国公立大学合格者がいます。

毎年ではなく、おそらく推薦合格だと思いますが。

 

過去に、成績2がついた生徒さんが、この総合進学コースに合格しました。

オール3前後で、より良い大学進学を考えている生徒さんは、真剣に視野に入れて良いと思うのですが、なぜか三重県では選択肢に入らないこと多々です。

清林館の先生によれば、オール2の生徒もかつて入れたことがあるが、これは総合進学コースについていくのは難しかった。だからボーダーをついていける辺りまでに戻したそうです。

この辺りの発言で、大体の合格者層がイメージできるのではないでしょうか?

 

三重から津島市?遠いでしょ?

津島市でしょ?というのが、三重県民が選ばない理由かもしれません。

(来年は一駅向こうの愛西市に移転します)

では、高校のパンフレットを見てみましょう。

これをそのまま信じれば、四日市駅から約50分で新校舎の最寄駅まで、という計算。

実際は乗り継ぎがあるでしょうけど、でも、たとえば鈴鹿高校・四日市西高校・いなべ総合学園あたりと並べても良い候補先ではないでしょうか?

 

校長先生の話より

 

校長先生は毎年、説明会終わりに「校長講話」という、仏教的精神に根ざした徳育の話をします。今年は日本の偉人を二人紹介していました。毎年聞いていますが、この話がとても心洗われるのです。

わたしはこの話を聞きに、説明会に参加していると言っても過言ではありません。

この校長講話は、本来生徒向けにしているとのこと。

校長先生の思いが、生徒たちに伝わっていればいいですね。

 

清林館高校の入試方式について

愛知県の私立ですから、三重県とはいろいろ勝手がちがって、だから受けにくいという気持ちもあると思います。

そのイメージを変える話ができれば。次のような内容です。

 

推薦選抜

 

一般選抜

ある意味、苦手科目が1〜2科目ある生徒には有利かも!?

(そのかわり、得意科目も作っておいてね)

三重県では、なかなかこういう戦い方はできませんよね。

 

清林館のデメリット情報をあえて言うとしたら・・・

学習塾なので、ここも平等に書いておきます。

 

そして、なによりも強調していたのは、

受験者・入学者が多すぎるから、合格基準を次は厳しくします ということ。

三重県の私立高校で、この発言を堂々とできるところが、いくつあるか。

 

「厳しくなるなら、行かな〜い」

ではなく

「それほどの高校に入ったなら、自分はどうなれるのか?」

と考えたいですね。

 

いろいろ他にもありましたが、長くなったのでこのへんで。

今日が休校日なので、こんなに本腰入れて書けました。他校は統括の記事に任せます(笑)

 

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