こどもをまもるいえに登録しました〜安全の取り組み〜

これは2016年11月16日、旧ホームページに作成した記事です。

 

大矢知興譲小学校PTAが推進する「こどもをまもるいえ」。

 

京進スクール・ワン富田教室も新たに登録させていただきました。

 

「こどもをまもるいえ」は、子どもが街中で何らかの被害にあいそうな時、かけこみ避難できる場所のことで、個人宅から店舗までその種類は問いません。

 

富田教室も、あさけ通りという幹線道路沿い。

花壇に水をあげていると、道を聞かれることもあります。

また、この道はよくネコが車にひかれて亡くなるんです。車道から道路脇に動かすこともしばしばで、段ボールや樹木が道をふさいでいるのをどかしたこともありました。

1つ1つは小さいことですが、地域の皆さんを助けられる場所であればと思っています。

 

教室長は2年前、大矢知交番(警察官外回り中のため不在)に避難しようとしていた子どもを無理やり連れ去ろうとしている男性に遭遇したことがあり、それを引きとめようとしたことがありました。

*結局、その案件は親子ゲンカが発展したものでした。にしては大ごとでしたが・・・

 

それ以来、街中を車で走っていても、視界の端にそういった観察をするクセをつけるようになりました。

 

 

京進では、以前から全教室で「こども110番」の取り組みを自主的に進めてきました。

 

右写真のように、インターホンを押して避難者を保護するというシンプルな取り組みです。

京進は全教室がオートロックなので、部外者は勝手に入れない作りになっています。

教室の元々の作りが、避難者保護という目的に向いているかもしれませんね。

 

授業前後のお出迎え、お見送りにも、こういう視点を盛り込んでおこなっているつもりです。

京進が塾保険(生徒さんの傷害保険)に加盟している理由も、すべて子どもの安全という共通目的のもとで実施していることです。

 

 

京進では毎年6月10日と12月10日を「安全の日」と呼び、子どもの安全を考える日にしています。

 

富田教室では授業前の講師ミーティングの時間を使って、いつ起こるかわからない災害を遠い未来のことと思わず、今日起こっても対応できるように、災害時・事故時の緊急避難先と、警察・消防などの連絡先の確認作業をおこなっています。

 

右は、教室内の掲示物。

地区が配っている津波ハザードマップの貼り出しなど、津波に関する啓発が多めです。

富田教室は海抜5mの立地ですから、津波情報多めにして、来るべき日に心の準備だけでも備えています。

(東日本大震災の発生時刻、私は教室にいましたので)

 

すぐ近くには自然の要害・観音山(標高40m)があります。教室から一本道です。

観音山はお寺があり、古くから寺社がある山は、災害や山崩れの心配が少ない場所として信頼できると私は思っています。

 

以上、授業と関係なさそうに見えて大切な、教室の安全の取り組みについてご紹介しました。

 

 

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