暁高校の塾対象説明会に行ってまいりました。
今年の暁高校の説明会は事前に塾訪問をしていただいたおかげもあってか、例年よりも知りたい情報を提供していただけたと感じる説明会でした。
変わった点もございますのでいくつか気になった点をお伝えしたいと思います。
コース名称の変更
これまでⅠ類と呼ばれていたコースが、2023年度入学生からⅠ類進学に名称変更します。
名称の変更はありますが、内容についてはこれまでと大きな変更はないそうです。
Ⅰ類で入学した生徒さんのほとんどが大学や専門学校に進学している現状を反映して名称に進学をつけることにしたとのことです。
これまで2・3年次は私立大学系・四年生大学系・国公立大学系という名称を使用していましたが、2023年度入学生から2・3年次もⅠ類進学・Ⅱ類進学・Ⅱ類英進という名称を使用していくそうです。
在校生にとっては私立大学系・四年生大学系・国公立大学系という名称の方が自分の進路について分かり易いですが、外部からは2・3年次に名称が変更するのは分かりにくいところがありました。その点について、外部への分かりやすさをとって名称の変更をしないことを決めたのだと思います。
暁高校入学者の使用した受験方式
近年少しずつ推薦入試での合格者が増えています。
学校全体で推薦入試での入学者はおよそ半分です。
特にⅠ類はその傾向が顕著です。6割以上の生徒が推薦入試を利用して入学しています。
推薦入試で受験したい方は推薦基準についてお話ししますので尋ねてきてください。
一般入試について
23年度入試についても例年通りボーダーの目安については変更はないとのことです。
但し、前回・前々回の入試ではそれまでより受験者の平均点が低く出ており合格点も下がっていたので、23年度についても平均点の出方によってはボーダーが動くことはあると思います。
過去問を解くときは前回・前々回は平均点が低くでていたことを頭に入れておくと良いと思います。
コース移動について
暁高校は2年次でのコース移動が多いのが特徴だと思います。
特にⅠ類からⅡ類進学コースへの変更は多く、コース変更は特別なことではなくシステムに組み込まれているという印象です。
入学時には届かなかったけれど高校での頑張りで上のコースを目指せるというのは暁高校の良いところだと思います。
卒業生の進路について
関東や関西など地元から離れたがっっこうに進学する生徒は減少しているとのことです。
逆に中部圏へ進学する生徒は増えています。
おそらくコロナの影響もあってのことでしょうが、暁高校だけの傾向ではなく全体の傾向です。
Ⅰ類コースの生徒は公募推薦・指定校推薦・総合型選抜・併設校入試で進学を決めています。
Ⅰ類コースで一般入試で進学を決めた生徒は5%ほどです。
またⅡ類進学コースでもその傾向は強く、一般入試で進学を決めた生徒は10%ほどです。
これに対してⅡ類英進は6割ぐらいの生徒が一般入試で進学先を決めています。
これはⅡ類英進の生徒の多くが国公立大学を受験しているからです。
終わりに
富田教室は暁高校が一番近い私立高校ということもあって受験者も在籍生徒も多い学校です。
暁高校のことがもっと知りたいという方は気軽に聴きにきてください。