これは2016年10月19日、旧ホームページに作成した記事です。
本日は、菰野高校の塾対象説明会の日で、朝から菰野へ行っていました。
(ちなみに明日は暁高校の塾対象説明会です。)
菰野高校の先生が今日おっしゃっていたことで、私のふだんの思いと響きあうことがありました。
”生徒さんの学力を上げるために、菰野高校では授業環境と家庭環境の改善に取り組みました。そうすると、入学時と高3で大きな学力UPがデータとして出ました(ベネッセ基礎力診断テストの結果より)”
授業環境というのは、机がきれいに並んでいないとか、荷物を机にかけたりしまったりせず、床に無造作に置いていることや、教室の清掃などです。
家庭環境は、それこそ制服の着方や、あいさつを自らするとか、そういうしつけ面です。
これを、学力と関係ないと思うかどうかが、その子の成長を摘んでしまうかどうかの分かれ道だと、私は思っています。
恥ずかしながら、この前、そういう面を気にしてくれていないと感じる発言をした講師の先生がいたため、強めに「見えない学力」の大切さを伝えました。大事なことなので。
伝わってくれると、うれしいです。
右は、京進のトップメッセージ(一部)です。
菰野高校の先生のおっしゃっていることと、通ずるものがありませんか? 京進の先生は、この気持ちを持って授業に臨みます。
なぜ塾が、このような勉強と関係のないことに力を費やすのか?
この疑問を、先生・保護者様・生徒さん自身から払拭するのが、教室長の役目だと思って、やっています。
授業姿勢や生活態度は、往々にして理想論と思われがちです。
それで話を終わらせてしまうのは、もったいないですよね。
精神的な話にせず、1つ1つ具体的な行動に落とし込むといいのだと思います。
という気持ちで、新しく「クエスチョンクエスト」(富田教室版)をスタートします。簡単に言えば、ポイントカード形式で、入塾1ヶ月でこの行動をクリアしたらポイントゲット!
という、ゲーム感覚を取り入れた取り組みです。
この15の行動の“意味がわからなくても”(ココ大事です)続けることで、いつのまにか態度もレベルアップします。
意味がわからなくてもしてもらうために、生徒の皆さんに1つだけお願いしたいのは“素直にやってね”(ココ大事です)
できれば、むりやり“楽しんで”ほしいなあ。
これだけです。
学力がてっとりばやく上がるだけではなく、社会に出ても助かる力がいっぱいです。
新規入塾生から始める取り組みですが、これを読んでいる内部生のみなさんも、こっそり参考にしてみてくださいね。
ベテラン生の子も、やってみたい子は声かけてください。その気持ちに応えたいです。