これは2014年10月23日に作成された記事です
朝明中をはじめ、各中学校で2学期中間テストの「学習の記録」が返ってきています。
京進スクール・ワン富田教室では常々お子様・保護者様にお伝えしていることがあります。
それは、何点取ったかではなく、学年平均点との差が上がったかを見ていただきたいということ。
お子様の点が70点が80点に上がっても、平均点が55点から75点に上がっていたら、実質上平均点差は縮まっていて、順位は上がらないということです。
だから、教室長は学習の記録が返ってきてから分析をします。
その結果、今回も、入室生のみんなはよく頑張ってくれました!
1学期中間テストから連続してUPしつづけているケースが多い。私はこれがうれしいですね。
たとえば、どんな感じか? 全員紹介すると何十名にものぼるので、かいつまんでみましょう。
中1の生徒さんです。入学以来、上がり続けています。
5科目の平均点差がどう上がったかをグラフにしています。
京進スクール・ワンは、個別指導+理科・社会の無料映像授業+国語の自習を取り入れる「5科パック」があるので、個別指導塾でありながら5科目UPを実現する術を持っています。
この生徒さんも中1です。
平均点差で見るというのは、イメージがつきにくいかもしれません。
この生徒さんの場合で言うと、平均点に約40点とどいていなかったのが、今回の中間でほぼ平均点まで近づいた。
このように聞くと、明らかにUPしている姿がイメージできると思います。
この生徒さんも中1です。5科目400点以上をずっとキープしています。テストの点数だけで行くとずっと80~90点をキープなので、点数だけで見ると周りの大人はUP状態を評価しにくいです。
しかし、朝明中の学年平均は1学期中間から2学期中間までで約50点もダウンしました。
当然、点数をキープしているということは、学年平均よりどんどん上へ進んでいくことになります。
それを表わすのがこのグラフだということです。現に、この生徒さんの学年順位は30以上UPしています。
夏休み前に入塾した中1生です。
1学期期末の点数に危機感を覚え、夏期講習を頑張ってくれました。
基本的に、放っておくと下がり続ける一方です。
治療の効果は、しばらくたたないと出ないことが多いのですが、中1という早い時期に塾へ来ていただいたことで、さっそく今回のテストで結果が出ました。
中3の生徒さんです。たいして上がっていないように見えるかもしれません。
この生徒さんは5科目合計が、入塾時は339点(1科目平均67.8点)でした。
それが今回の中間テストで、424点(1科目平均84.8点)です。
当然、500点に近づくほど天井に近づくので、平均点差は鈍化します。入塾前とは違い、現在は高値安定しているというグラフです。
中2の3学期に入塾してくれた生徒さんです。
今回は前回テストと同じぐらいの平均点差でしたが、トータルで見ると平均点差を91点も上げたことになります。
学年順位も35位UPしています。
やはり中1・中2のうちに塾へ来ていただくことが、中3になって花開きます。早期治療が一番の特効薬です。
中1の終わりに入ってくれて、今中3の生徒さんです。
長いスパンで、努力が実を結んだパターンです。
波がある時もありましたが、一喜一憂せず、約束を守り続けてくれました。教室長も感慨深いです。
平均点突破おめでとう。今では平均よりもできる子になりました。
入塾以来、4回連続UPという、なかなかふつうはできない、ドラマティックな成績UPをしつづけている中3生です。
この生徒さんは、5科目合計がもう450点前後まで来ました。上がり幅にも、そろそろ限界があります。
90点を取り続けても、学年平均が50点から60点に上がると、上位層の順位はすぐ変動しますから、これはこれで大変ですね。
平均点差でお子様の学力の上がり下がりを見極めること。
ご覧のみなさまは、ぜひこの視点でお子様の「ほめ時」を見落とさないでくださいね。