初詣の基礎知識あれこれ

これは2016年1月01日、旧ホームページに作成した記事です。

新年あけましておめでとうございます。

天気も晴れ。気候も温暖。良い一年の始まりを迎えられたでしょうか?

 

今年の教室ブログも、なにか1つでも価値のあることを伝えられるよう、心がけていきます。

 

ということで、新年一本目の記事は初詣です。

学習塾のブログですが、元旦から5科目の勉強だけでは味気ない。こういう勉強もしましょう。

その日にしかできないことや、季節感、年間行事を意識した生き方をしてほしい。いつも教室長が言っている”メリハリ”の実践です。

そのほうが学力も上がる。と、なかば確信していたり。

 

昨年、教室長は茂福地区へ引越して来ました。産土神(うぶすながみ。土地の神様)は茂福神社です。遅まきながら初詣の機会に、初めてお参りしてきました。

もう1つ、四日市市の総氏神・諏訪神社にも初詣してきました。諏訪商店街のあそこです。

 

初詣は三社参りが王道ですが、もう一社はどこにしようかな?

 

全国石めぐりが趣味の教室長の経験と知識から、初詣のあれこれをご紹介。

べつに宗教家じゃなく、日本人として押さえておきたいマナーでしょう。

 

初詣がまだの方は、ご参考にどうでしょうか。初詣への見方が少し変わるかも。

でもわたし流ですよ。

分かりやすさ重視で、多少語弊があると思います。専門の方ご覧になっていたらおてやわらかに・・・

神社関係の作法は大体正解が1つではないので。

歴史学的に細かいことを言えば、明治時代以後と以前ではいろいろ違うのです(そのへんははしょります)

 

 

初詣は三社参りが王道

一社目 住んでいる土地の氏神とされる神社へお参り

二社目 できれば伊勢神宮。全国に散らばる分社の神明社(神明宮)でもOK

三社目 あなたの好きな神社どこでも

 

この三社のお札を神棚にまつる人もいます。

神社のお札

上の写真がお札です。

念のため読み方を。「大麻(おおぬさ)」と呼びます。「たいま」でもいいですけど紛らわしい。

朱色の印が上下に2個押してあります。

上は「神璽」、下は「宮司之印」と書いてありますね。

神璽は、神社を代表する印。この印が神様と同じぐらい大事という考え方もあります。

宮司は、神社の最高神主さんのことを指します。神社のトップの保証書のようなものです。

 

参拝のしかた

1、鳥居の奥は神様テリトリーなので、はしたないことはあんまりしないのがマナーです。神様見てます。鳥居をくぐる時に一礼する人がいます。しても良いけど、まあしなくても良いと思います。

(最近する人がなぜか増えたかな~という印象です)

 

2、道の真ん中は神様の通り道といわれているので、道のわきを歩くようにしましょう。

 

3、手を洗いましょう。右手で柄杓を持って、左手をまず洗います。今度は左手で柄杓を持って、右手を洗います。最後にまた右手で柄杓を持ちかえ、左手に水をためて口をすすぎます。飲んじゃだめですよ。神様に会うまえに、体のけがれたものを取るためにしているので、すすいだ水は捨てます。手水舎(ちょうずや)と読むので覚えておきましょう。

 

4、お賽銭を入れます。ささげものです。

 

5、鈴があったら鳴らします。神様を呼べます。

 

6、「二拝二拍手一拝」をします。名前のとおり、二回頭を下げて、二回拍手をして、最後に1回頭を下げます。神様より上の存在はいないので、一番丁寧な、腰から上を90度曲げる最敬礼をしてみてください。サマになります。柏手はパンパンと気持ち良い音が出せるかどうかにかかっています。右手を下に少しずらして叩いてみると気持ち良い音が出やすい(かしわでの音と私は呼んでいます)。二拍手したあと手を合わせたままお願いタイムです。住所を言わないといけないなんて言う人がいますが私は言わないです。神様分かるでしょう。あと、「二拝二拍手一拝」の前に腰を45度曲げる礼をはさむ人もいます。していいと思います。でも私はしないことが多くて、「二拝二拍手一拝」にそのぶん力入れます。

 

7、以上終わりです。あとは自由にどうぞ。私は無料の由緒書をもらいにいきます(ときどき有料)

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