平成30年三重県県立高校入試前期の倍率が発表されました。

前期選抜の倍率が発表されました。

昨日三重県県立高校入試の前期選抜の倍率が発表されました。

三重県のHPから見られます。

三重県のHPで見ても今年の1年分しか見られないので、今まで私たちがまとめてきたものを下に載せます。

背景が緑は過去最高倍率、ピンクは昨年より倍率が0.3以上下がったところ、青は昨年より倍率が0.3以上上がったところ

です。

今年の傾向は?

全体の平均倍率が下がりました。

これは平成26年からずっと下がり続けています。

今の前期入試の制度は平成24年から始まりました。

それまでは中学校の推薦がないと出願できませんでしたが、24年から誰でも出願できるようになりました。

そのため24年から倍率も高くなり、「前期はとりあえず受けておいて損はない」(前期がダメでも何のハンディもなく後期を受けられる)と知られると、どんどん倍率は上がりました。

そのピークが平成26年です。

そこからは少子化の影響か?倍率が高いから受けても無駄と思う人が増えたのか?年々倍率が下がっています。

上位校の倍率が下がって、比較的易しい学校の倍率が上がっています。

四日市西のコースや川越の国際文理は毎年非常に倍率が高かったのですが、今年は落ち着きました。

そのおかげで5倍を超えた高校はありません。

気になる高校

私が気になった高校を書いていきます。

桑名北高校

過去最高倍率です。

全体として倍率が下がる中過去最高倍率でした。

桑北は2、3年前に定員が減りました。

その影響か2年連続で倍率が上がりました。

四日市西高校

コース(比較文化歴史と数理情報をまとめてそう呼ぶ)の倍率がガクッと下がったことです。

比歴は昨年の半分以下の倍率です。

ここまで激しい落ち込みは今までありません。

12月の希望調査の倍率(詳しくはこちら)も例年より下がっていました。

これは明らかに人気がなくなって来ています。

なぜ人気がなくなって来ているかはよくわかりませんが

普通科もコースもあまり変わらないということが、みなさんわかって来たのかもしれません。

科目やテストも同じところが多く、高3のころの順位は普通科でもコースより上の子もたくさん出て来ます。

コースでも普通科でも卒業するときにはあまり差がなくなっています。

ただ国公立大学の理系を狙って行きたい子はコースをお勧めします。

普通科は理科の進みが遅いですので、高3でかなり大変な思いをした生徒さんがいます。

また前期で受けると比歴か数理か決まってしまうというのもネックなのかもしれません。

後期はくくり募集なので、1年生は比歴も数理も同じ授業をして、2年生に上がるときにどちらに進むか選べます。

文系か理系かまだ決めていない子にとって、中3の段階で文系理系が決められてしまう前期はなかなか受けづらいです。

川越高校

倍率が下がりました。

12月の希望調査(詳しくはこちら)の倍率も下がっていました。

川越が下がる理由はよくわかりません。

ただ私はむしろ今までの川越が異常に人気があって、やっと正常に戻ったのではないか?と思っています。

私は川越富洲原教室のときに川越高校の生徒を何人も見て内情もわかっていますので、世間の評判より冷ややかな見方をしています。

課題をしっかり出すなど先生たちがすごく熱心な学校ではありますが、少し空回りしている感じです。

いなべ総合

倍率が年々下がっています。

12月の希望調査(詳しくはこちら)も下がっていました。

いな総も川越と同じで下がる理由はよくわからないのですが、これぐらいが正常かと思います。

授業の制度が独特(大学みたいに自分の好きな科目を自由に選べる)で公立の中では校舎もキレイなので生徒からは人気があります。

保護者の方は「遠い」と意見が多いです。

だから保護者のそういう意見を聞いていな総を諦める子もいるのかもしれません。

朝明高校ふくし科

倍率が上がりました。

今後の高齢化社会を見据えてでしょうか?

四日市四郷スポーツ科学科

過去最低倍率になりました。

ここは前期でしか受けられないところですのでこれは本当に今年は人気がなかったと言えます。

(他のところは後期で受験者が増えるかもしれない)

スポ科は運動が得意な男子がよく「勉強せんでもいけるん?」という軽いノリで口にしますが、

「この種目できるの?」「部活ももっと本気でしないと」「あんた勉強したくないからスポ科って言っとるんじゃないの?」

など周りの人にいろいろ言われ、結局普通科に行く子が多いです。

だからスポ科を受ける子はしっかりと自分の意思があると言うことです。

倍率が減って来ているのは保護者や周りの言うことを聞く子が増えて来たのかもしれません。

四日市工業

倍率が上がった学科が多いです。

下がったのは機械と物質工学だけ。

ただ四日市工業のほとんどの学科は前期定員が20名ですので、志願者が6名増減するだけで倍率は0.3変わります。

だからあまり倍率に敏感にならなくても大丈夫です。

しかしなぜか機械は四工も桑業も四中工も下がっています。

たまたまなのか機械の人気がなくなったかはよくわかりません。

四日市商業

情報マネジメントは倍率が0.55上がりました。

商業科も少し上がっています。

地味な上がり方ですが、泗商だけは他校と決定的に違う点があります。

それは学校全体の学科が前期で受けられて、学校全体の倍率が出るということです。

川越や四西は上位学科の倍率が減りましたが、後期で普通科の倍率はどうなるかはわかりません。

工業や農芸も学校の全学科が前期で受けられますが、後期でも学科間のスライド合格はあまりないので、学校の全体倍率は意味がありません。

泗商は学科が二つだけで、後期は学科間のスライド合格も出ているので、学校の全体倍率は大切です。

泗商はこの前期で学校全体の定員280名に対して前期で292人受けています。

この292人は泗商に行きたい気持ちが強い子達なので後期で出願先を変える子は少ないです。

前期で140名合格が決まります。

292人(前期受けた子)ー140(前期合格した子)=152人(前期合格しなかった子)のほとんどが後期も受けます。

そして前期受けなかったけど、後期で泗商受けようという子もいます。

そのため後期は学校全体の定員140人に対し152人以上受ける=倍率1.09以上はほぼ確実です。

昨年は学校全体で定員割れしていましたが、今年はそんなことはまずないと思います。

四日市農芸生活文化科

倍率が上がりました。

生活文化も今年から変わったところは特にありませんが、4年ぶりに倍率が3を超えました。

前期を受けるにあたって

倍率が高い低いで一喜一憂していてはいけません。

倍率はどうがんばっても変えられないので、あとは自分を信じてがんばるだけです。

高校の話は好きなのでまた長くなってしまいました。

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