教室長阪田より
四日市農芸高校の塾対象説明会に行ってまいりました。
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毎年農芸高校の生徒さんは皆さんが元気よく挨拶をしてくれます。
アイキャッチ画像は農芸高校で作られているマコモダケとマーマレイドをいただいたものです。昨年はマーマレイドはいただいたのですがマコモダケは初めていただきました。料理されたものは見たことがあったのですが生のものは初めて見ました。
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農芸高校は変更点もあったのでそれを交えてお伝えします。
農業学科再編
2021年度入学生から募集人数が240名から200名に変更になります。
それに伴い、これまでの生産系の生産科学科・食品科学科と環境系の環境造園科・環境科学科(各40名/計160名)が廃止になり農業学科として農業科学科・食品科学科・環境造園科(各40名/計120名)の3学科に変更になります。
食品科学科・環境造園科は名称を引き継いでいますが学科を統廃合しているので内容には変更があります。
生活系の生活文化科(80名)には変更はありません。
各学科は2年次に各コースを選択します。
農芸高校が募集人数を減らしてのはここ30年で初めてのことだそうです。農芸高校は人気のない学校ではないので少子化の影響によるものです。
農業科学科
農業科学科は食料生産コースと施設園芸コースに別れます。
食料生産コースは栽培や動物飼育を行います。
生産したお米を地元企業に依頼して日本酒を製造したりしています。
施設園芸コースはスマート農業やフラワーアレンジメントを行います。
鈴鹿サーキットの花壇の手入れなどを行っています。
食品科学科
食料科学科は食品科学コースと食品開発コースに分かれます。
食品科学コースは食品加工や食品分析を行います。
商品化のためのパンやジャムの製造や実験を行っています。
食品開発コースは食品の開発や販売を行っています。
マコモを使った新製品の開発などを行っています。
環境造園科
環境造園科は造園技術コースと自然環境コースに分かれます。
環境造園コースは庭造りや設計などを行います。
剪定や小型の建設機械の操縦などを行っています。
自然環境コースは環境調査やフィールドワークを行います。
水棲生物調査や関係分野の大学進学を目指したりしています。
入試について
試験方式は現在のところ昨年と同じ予定だそうです。
前期選抜については各学科別に募集を行います。
後期選抜については農業学科のくくり募集(農業学科全体で合否を判定)と生活文化科で募集を行います。
農芸高校は必要な内申点・学力検査の得点や作文・面接の傾向などを語れる範囲でお話いただいています。詳しく知りたい方は教室までお問い合わせください。
最後に
最近、農芸高校に進学した元生徒2人が教室に来てくれました。
二人に学校はどう?と聞くと楽しいと即答してくれました。農芸高校は机に向かう授業だけでなく身体を動かす授業が多く今までにない授業が楽しいのだと思います。身体を動かすことが好きな生徒は目指してみてもいいと思います。
今年はコロナの影響で生徒さんの発表はありませんでした。来年は生徒さんの発表も観れるといいですね。