川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
センター試験の自己採点集計が終わりました。
そこで、今回の進路コラムは、国立12大学の最後の願書配付会を特集し、2018年の入試動向をまとめておきます。
最後の願書配付会では、一部の大学を除き、相談ブースを設けていました。
1.センター試験の状況
各予備校の予想平均点の発表や大学入試センター発表の平均点中間集計によると、おおむね昨年なみということで、大きな志願変更の波は、なさそうです。
それでも、中には、センター試験の自己採点結果を見て、志願変更するケースはあります。
2.東海・北陸地区の国立大学の状況
センター試験の自己採点結果がおちついていることもあり、上位大学の人気が高いようです。
学部別でみると経営系の学部で人気があるようです。逆に建築系の学部は控え目ということです。
国立12大学最後の願書配付会での相談状況は、岐阜大学では、工学部が2次試験の配点を増やしたこともあり、工学部の相談が多かったようです。
富山大学も列が途切れない感じでした。
金沢大学も改組があったこともあってか相談があったようです。
名古屋工業大学と金沢大学を比べているケースが多くあったようです。
願書は三重大学や富山大学が多く持ち帰られていました。
3.高校での出願指導
センター試験自己採点集計を終えて、大手予備校から高校の先生への説明では、強気の出願指導をしていいという話があったようです。
三重県内では、進学校を中心に、強気の出願指導が行われているようです。
上位層だと、名古屋工業大学や名古屋市立大学以上でと考えているようです。
四日市南高校や津西高校では、津高校に追いつくようにということで、浪人させることになっても上位大学を目指すという方針で出願指導が行われているようです。
4.2019年度入試(予告)
岐阜大学の推薦入試で、変更が発表されています。
岐阜で教員になりたい人を募集する「ぎふ清流入試」という推薦入試が予定されています。
後期日程の定員を約30名減らして、推薦入試にまわしています。そして、推薦Ⅱをセンター試験の後に変更する予定。
また、推薦入試においてはセンター試験重視の予定です。