富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室 進路アドバイザーです。
今回の進路コラムは、国立大学協会が発表した大学入学共通テストにおける英語認定試験と、記述式問題の活用に関するガイドラインを特集します。
(1)英語認定試験
基本方針
2023年度までは、センターが実施する英語試験と外部認定試験を一般選抜の全受験生に課す。
外部認定試験の利用方法
各大学・学部等の方針に基づき、次の方法のいずれか、または双方を組み合わせて活用することを基本とする。
- 利用できる検定は、認定試験すべてを対象とする。
- 「出願資格」「加点」のいずれか、または双方とする。
①一定水準以上の認定試験の結果を出願資格とする。
②CEFRによる対照表に基づき、新テストの英語の試験の得点に加点する。
※レベル・得点等は、各大学が設定する。
※認定試験の具体的な活用方法等は募集要項等において受験生に対し明示する。
※CEFRによる対照表に基づき、加点等を行う具体的な方法の例は、別途国立大学協会が示す。
(2)記述式問題
基本方針
国立大学としては、新テストの5教科7科目を課す原則の下、記述式問題を含む国語及び数学を、「一般選抜」の全受験生に課すこととする。
国語の記述式試験結果の活用
- 国語の記述式の段階別成績表示を点数化し、マークシート式の得点に加点して活用することを基本とする。
- 具体的な点数等は各大学が設定する。
※記述式問題の具体的な活用方法等について、あらかじめ募集要項等において受験生に対し明示する。
※記述式の段階別成績表示に基づき加点等を行う具体的な方法の例は別途国立大学協会が示す。
数学の記述式試験結果の活用
正誤のみの判定であり、大問の中でマークシート式問題と一体で出題される。
記述式問題にも配点がなされることから、従来のマークシート式と同様の取り扱いとする。
参考文献
国立大学協会の資料 大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン
旺文社の資料 国大協、共通テスト「ガイドライン(案)」提示!