京進スクール・ワン富田教室では、夏期講習が始まった時に、生徒さんとある約束を交わしました。
「先生に教えてもらったところは、後日、復習する」
「夏期講習ですべてを復習できない場合、飛ばしたところは自学で復習する」
この2つです。
京進スクール・ワンは夏期講習も個別指導で行います。
個別指導なので、生徒さんによって、復習をスタートする内容がひとりひとり違います。
具体的には、得意なところは飛ばす。そのぶん、苦手なところにたっぷり時間をかける。
だから、講習で習ったことはすべて苦手重要分野となり、必ず自分でも復習をしてもらうことをワンセットにしています。
そして、「得意なところ=やらなくていいところ」にも、しないようにしました。
得意なところは一人でも解けるだろうから、生徒さんに自学で進めるように約束してもらうわけです。
夏期講習を終えてみて、その約束がどれくらいできたかを確認していきました。
約束通りの復習をしてくれたかどうか、時には実物もチェックしながら、生徒さん自身に100点満点で自己採点してもらいました。
それを、京進生が所持している「リーチング学習手帳」に明記して、自己評価点数が低い場合、理由を聞いた上で、9月に復習の目標を立ててもらいます。
実際の生徒さんたちのコメントがこちら↓(一部です)
だいたい満足できている自己評価ですね!
ふりかえりのコメントも具体的で、自分のことをよく考えている生徒さんであることが伝わります。
100点満点と断言!OKです!!
これから中間テストまでの理解度・定着度で先生と一緒に、100点レベルか確かめていきましょう 🙂
このすばらしいふりかえりコメント、すべての生徒さんのお手本のようです。
チョクチョク法は、”開成番長”繁田和貴先生が考案した、うっかりミス防止法。
この生徒さんはうっかりミスで点数を落としていたので、この生徒さんにぴったり合う方法だと思って先生たちが勧めました。
継続は力なり、で、時々習慣が途絶えないように、授業中にしているか観察してアドバイスしています。
自己評価は低めですが、復習できた時の方が多かったそうなので、自分に厳しい目を持った生徒さんですね。
ちょっと高めの頑張る目標を100%に置いて、そこを目指すようにして行って80%達成というのは、おおいかもしれません。
80%狙いで最初から行くと、もっと低い結果になりやすいので、これから目標の立て方を変えていきたい生徒さんですね。
量より質・・・教室長がふだん伝えていることを書いてくれてありがとう。
リーチング学習手帳の毎日するルーティン目標の内容が、その「質」に当たるはずです。
復習は一周できたけど、覚えきれていないという冷静な分析をしてくれています。
そう、何周したかが大事なのではなくて、できるようになるまで繰り返したか、が大事なんですね。
そのことが意識できているだけ、ほめるに値する考えの持ち主ですよ 😛
この生徒さんは受験生です。頑張りすぎて、生活習慣が乱れてしまった様子・・・。
京進スクール・ワンは脳科学的な根拠があって「夜型勉強」を奨めていますが、受験生でも日付が超えるまでには終えて寝ましょうね。
一方、低くつけた生徒さんの例も紹介しましょう。
宿題ギリギリをしてしまったわけですね。
教室としては、夏休みの学校の宿題完了日を最高目標「7月中宿題完了!」、最低目標「8月17日(お盆明け)まで!」と方針を決めて応援してきましたが、部活との両立不足や、自由研究系の後回しが響いてしまったパターンです。
この生徒さんは恐ろしいことに中学3年生でした。
遠方から通塾している生徒さんなので、家庭学習で任せていましたが、お家で自分に負けてしまうのであれば、やはり教室自習にたくさん来て欲しいですね。
講習授業を受けているだけで満足して、復習の手を抜くと、後で後悔しか出てきません。
もちろん、塾としても受験生モードに早くなるよう、あの手この手を尽くして、「家で一人で復習する方法」を教えていきます。
やけに具体的な数字。なにがあったのか・・・。
ちなみに、富田教室生みんなの平均自己評価点は62点でした。
控えめな三重県民の気持ちとして、60点ぐらいになるかなあと思っていて、ほぼ予想通りでした(笑)