統括です。
この記事は、若干同業者の方やデータベースソフト「ファイルメーカー」に興味を持っている方向けになっています。
自作の成績システムがようやく完成しそうです。
今年の3月ぐらいから、ぽちぽち作り始めて、
6月ぐらいから本気で作り、7月にデモ開始、バグ修正し、
一部教室で9月から2学期の中間テストからスタートしています。
協力いただいている
生徒
講師
職員の皆さんありがとうございます。
成績システムの作成で、報告書の画面も少し変わりました。
左側の3ポイントの欄を少し整理し、
その開いたスペースに
成績関係の情報をまとめています。
今までよりはすぐアクセスできるようにしています。
過去のテストを入力したいときは従来通り、右の「その他成績入力」を使用。
成績システムの仮運用が始まりました。
以前の流れ(教室によって少し違います)
1.テストが返ってきたら、生徒の答案をA4片面にコピー(ファイリングするため、学校では両面やB4サイズやバラバラで管理がしにくいので)
2.生徒ファイルの成績記入欄に点数を手書きで記入
3.順位などが載った学習の記録が回収し、コピー、各教室で管理しているエクセルファイルに入力
4.学習の記録未回収の生徒は数度連絡して、未提出者はきKGP(京進、頑張ったね、ポイント)を減点
5.生徒のUP点数に応じて、ポイントをプレゼント
6.テスト問題は、テスト対策の分析使えるように、A4片面にしてスキャンして、ファイル保存
7.あとは各教室で、「ていいち」や「自習大会」など独自の施策をしています。
8.今回とは直接関係ないですが、テスト対策の追加の時間割や準備など
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と、読むのも大変なぐらい、かなり煩雑な作業です。
多くの個別指導塾では、3.の学習の記録を回収するのが精一杯だと調査で聞いています。(カリスマ塾長は当然されていますが・・・)
学校の成績点数を聞くほど、先生1人:生徒2人より多い指導だと、かなり大変だと思います。
(1対2でも大変なので・・・・・)
今回のシステム化でしたかったことは
1.生徒答案もテストの問題も、iPadのカメラ機能で、データベースに保存
2.今までは手書き点数をエクセルに転記していたのを、直接データベースに入力
3.回収状況もリアルタイムでデータベースに把握しているので、回収漏れを防ぐことができます。
生徒ごとの答案回収状況
テスト問題も以前より回収スピードが上がり、生徒の間違い分析・やり直ししやすくなります。
4.生徒のポイント処理の計算も、データベースで計算
ポイントについては、どこかでまたまとめます。
塾内、仮想通貨みたいなものですね。
5.今までは教室単位でエクセルを管理していたので、回収状況点数の分析、比較が教室長に委ねられていたのを、自動化で対応
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現在の課題として・・・
- 塾の教材フォレスタ を予習型で指導できているか
- クリアテストの実施で結果が○で合格しているか
- その生徒のテストの結果が実際どうなのか・・・
ここの相関が取れていません。
予習型で指導できていない原因は何か?(宿題忘れがある、おしゃべり、マイペース)
クリアテストを見ながら解いているなど、
テストの点数から分析仮説を立てて、
テスト対策の提案書をシステムで作れるようにすると、もう少し負担が減るのではと考えています。
次回の展望
成績システムが落ち着いたので、
次回は
- 給与計算システムを「働き方改革」向けにブラッシュアップ
- テスト対策や季節講習の提案書作成システム
- 時間割作成システム
外販計画
先日もシステムについて、同業の方から電話がありました。
外販して欲しいと声もいただいていますが、なにぶん一人で開発、保守しているので、
まだ、目処が立っていません。
現在も開発中のため、なかなか決まった形でパッケージ販売が難しいです。
昔作ったシステムのレイアウトも直したいですし・・・
データベース開発の弟子、後継者不足ですし。。。
今週の火曜日から、
年に1回の ファイルメーカカンファレンスに参加してきます。
さらにパワーアップしてくる予定です。
スマホの普及により、生徒、保護者の方のITスキルも上がってきて、
できる事がどんどん増えてきています。