川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、11月7日に教員向け懇談会を開催された名古屋工業大学を特集します。
入試担当の副学長やアドミッションセンター長、キャリアセンター長などが参加されていました。
懇談会ということで、入試の説明というよりも、事前に質問を集め、その質問に答える形式でおこなわれていました。このため関係部署の教員も参加されていました。
(1)変更点
・推薦入試は今回の入試よりWeb出願へ
・平成31年度入試からは、一般入試もWeb出願へ。
・創造工学教育課程の定員を前期35名、後期25名に。(前期の割合を高めた。)
・国際学生寮が平成30年4月に竣工
(2)入試
①推薦入試で高く評価される観点
→工学に対する興味関心
→集団面接なので、他の受験生の話が聞けるか、また、意見も言えるか。
→面接官は多め。
②求めている人材
→チームとしてやっていける人材
③一般入試
→2次逆転が可能な配点
【前期】 センター450点 2次1000点 計1450点
【後期】 センター300点 2次1000点 計1300点
④合格最低点
【前期】
→高度工学教育課程(4年)846~930点程度。
→創造工学教育課程(6年)741~786点程度。
【後期】
→高度工学教育課程(4年)798~845点程度。
→創造工学教育課程(6年)732点(材料・エネルギーコース)
※合格者が10名以下の場合は公表されません。
⑤推薦入試 合格者平均点
→高度工学教育課程(4年)592~697点程度
→創造工学教育課程(6年)708~720点程度
⑥2次試験の内容
→数学は数Ⅲの微積が半分。
→英語は科学技術関係の内容(数学・理科の内容も含む)で自由英作文もある。
⑦推薦入試
→センター試験(5教科)あり。
→女子枠の推薦は今後も現状の「電気・機械」のみの見込み。
⑧新入試に向けて
→国立大学協会でまだ何も決まっていないので、答えられることがない。
(3)創造工学教育課程(6年一貫)
・創造工学教育課程(6年・今年2年目)と高度工学教育課程(4年)で違いがでてきているか。
→創造工学教育課程の学生のほうが、ディスカッションがスムーズに盛り上がる。
(4)就職
学部98.6% 大学院99.4% (平成29年3月卒業生)
※過半数が製造業と多く、2番目は情報通信業となっている。
※約74%の学生が大学院へ進学。
・インターンシップ
→一般のインターシップとジェネラルインターンシップ制度がある。
※ジェネラルのほうは、名古屋工業大学独自の事業で、名古屋工業大学に特化したプログラムで行われている。
・ジョブマッチング型推薦方式
→ミスマッチの無いようにサポートしている。
(5)その他
・工業大学(単科大学)の魅力は
→総合大学の工学部よりも対応科目が多い。
(6)アクセス
JR中央線「鶴舞駅」下車。徒歩約7分。