川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、5月末~6月初めに教員向け説明会が行われた名古屋芸術大学を特集します。
今年度より、2学部体制になり、領域を超えた学びが行われるようになっています。
(1)ボーダーレスな学びのコンセプト
①高い専門性実技教育はそのまま。
②時代が求める領域を超えた幅広い学び。
③分野の横断・融合による学びの相乗効果。
④社会の様々な場面で活躍できる人材へ。
(2)学部学科の構成
〔芸術学部 芸術学科〕
①音楽領域
・声楽、鍵盤楽器、弦管打、サウンドメディアコンポジション、音楽ケアデザイン、ミュージカル、ポップス・ロック&パフォーマンス、エンターテインメントディレクション&アートマネジメント、音楽総合
2018NEW 声優アクティングコース 以上のコースがある。
②美術領域
・日本画、洋画、油画、絵画・現代アート、アートクリエイター、コミュニケーションアート、版画、彫刻、陶芸・ガラス、美術文化創造
以上のコースがある。
③デザイン領域
・ヴィジュアルデザイン、イラストレーション、メディアデザイン、メディアコミュニケーションデザイン、ライフスタイルデザイン、インダストリアル&セラミックデザイン、カーデザイン、スペースデザイン、メタル&ジュエリーデザイン、テキスタイルデザイン、
2017NEW 文芸・ライティング 以上のコースがある。
④2017NEW 芸術教養領域
・リベラルアーツ のコースがある。
→基幹となる5つのリテラシー(表現されたものを受け止め、理解し、活用する力)
「ヴィジュアルリテラシー」「サウンドリテラシー」「英語リテラシー」日本語リテラシー」「情報リテラシー」
〔人間発達学部 子ども教育学科〕
保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を目指す学科
2018NEW 2年次からのコース制導入予定(現在計画中)
(3)入試
①主な変更点
・指定校入試を芸術学部全領域で実施。
→デザイン・芸術教養は新規導入
・合格発表は学内掲示を廃止し、WEB上での開示のみとする。
・試験名称の変更
→A日程入学試験 を 一般入学試験A日程へ
→B日程入学試験 を 一般入学試験B日程へ
・一般入学試験B日程では、デザイン領域と美術領域は学科試験を実施しない。
・大学全体で日程調整が行われるため、昨年度と試験時間に若干の変更がある。
②超領域入試(2017年度より導入)
・場所
→博物館などの学外展示施設で実施
・試験の流れ
1.展示物について小レクチャーを受ける。
2.館内を自由に観察
3.別室にて小論文作成
4.プレゼンテーション・面接
・定員
→25名程度(各領域5名程度)
(4)特別指定クラブの制度の導入
充実した活動環境を積極的に提供し、指導や助言には、教員が手伝う。
・吹奏楽クラブ
・動画漫画研究部
・ビッグバンドクラブ(ポップス、ジャズ)
・ゴスペルクラブ
・LEGO部
(5)アクセス
名古屋駅から名鉄犬山線で約17分、「徳重・名古屋芸大」駅下車。
・東キャンパス
〔音楽領域・芸術教養領域・人間発達学部〕
駅より東へ徒歩約8分
・西キャンパス
〔美術領域・デザイン領域・芸術教養領域〕
駅より西へ徒歩約13分
※東キャンパスと西キャンパスの間にはシャトルバスもある。
※各コースの内容や、入試の内容の詳細は、大学発表のものでご確認ください。