統括です。津市で行われた「テックジム」さん主催の「ゼロからはじめるPython入門講座」に無料で参加しました。
Python(パイソン)とは
今日講座に参加するまで、パイソンと読めませんでした(汗)
ヘビやコルトパイソン(シティハンターの銃)ですね。
さて、10年ぐらいプログラミングに興味のあった私ですが、Pythonのことは見たことがある程度で知りませんでした。今日津に向かう電車の中で調べると、色々すごいことが書いてありました。
2018年19年、プログラミング言語別でみると、人気ランキングで1位
IEEEはこのほど「Interactive: The Top Programming Languages」において、2019年版のIEEE Spectrumランキングを発表した。第1位はPythonが獲得し、これにJava、C、C++が続いている。
だそうです。
理由はこちらのサイトからご確認ください。
https://meideru.com/archives/2698
無料講座の内容や参加者について
講師の紹介から始まりました。
講師は、東京から全国の無料講座で岐阜→名古屋→三重→奈良へ回るそうです。
Pythonの入門講座への参加者は最近急に増えたそうです。
理系だけでなく、経営学などの文系の大学でもpython必修の大学が増えてきたそうです。
参考リンク
http://scienceandtechnology.jp/archives/29803
これまでの参加者は
- 病院のドクターで肺がんをpythonで分析したい
- 弁護士で判例などAIで判断したい
- い●なりス●ーキの店長でたくさんのデータを活用したい
- ボケ防止
全国から様々な職業、学歴の方が参加されているのは日本独自だそうです。
海外だとエンジニア(≒プログラマー)は学歴社会で一部の知識層の学問。
しかし、日本では「ググったら」色々なプログラムの情報が載っている。学歴関係なく勉強することができる。
江戸時代の寺子屋の流れで、地域格差が本来ないそうです。
津の勉強会の自己紹介
- MicrosoftのOffice講師
- メーカーでシステム構築を経験された方
- 元公務員で建築関係で、別事業でプログラミング勉強中のフリーランスの方
- 塾経営者で塾内のデータベースを作っている方(私)
私以外は、かなりプロで焦りました・・・
プログラミングの内容
説明を受けて、約1時間ぐらいは「じゃんけんゲーム」を作る内容でした。
サンプルコードがあり、そこに次の課題とヒントがあり、10分考えて分からなかったら、答えを見て、コードを自分で入力しました。
講師曰く「公文学習でZ会の教材」らしいです。
公文の先生は、基本教えません。教材をこなせば理解できます。
Z会の教材は1回目は難しいです。答えを見て理解することで、2回目、3回目でできるようになり力になります。簡単すぎる問題だと、力にならないです。
勉強の効率的な方法として
1回目は30分時間をかけてコード入力。コピペOKでも、コピペは1行分づつ
2回目は、15分かけて手入力
3回目はさらに時間短縮を目指してとのことでした。
また、時間短縮のため、
・ショートカットキーの積極的利用
・マウスは使わず、トラックパッドで効率よく移動
・説明も下に合わせず、上に合わせてかなり早口でスピーディでした。
私にはちょうど良かったのですが、普通にしかパソコンを使っていない人(平均的なサラリーマン)には衝撃を受ける内容だったと思います。
実際に書いたプログラミングを添付します。
1−1なので、プログラムとしてはかなり無駄があります。
グーグルが無料で提供している
「Colaboratory」というwebベースで実行しています。
簡単な流れとして、
じゃんけんスタート と表示(print)
あなたの手を入力 と表示(print)
0 グー 1チョキ 2パーのうち数字を入力
相手の手を0から2のランダムの数字から取得
自分の手が0(グーなら)
相手の手が0ならあいこと表示
ー以下省略ーー
1−1終了後はさらにプログラムを複雑に考え&簡単にしていきます。
例としては
自分/相手 | 0 グー | 1 チョキ | 2パー |
0 グー | 0(あいこ) | 1(負け) | 2(勝ち) |
1 チョキ | −1(勝ち) | 0(あいこ) | 1(負け) |
2 パー | −2(負け) | −1(勝ち) | 0(あいこ) |
自分がグーの時は 0
相手がグーの時も 0
計算をすると、0の場合はあいことなっています。
計算結果を表にまとめれば、
一気に短くなります。
自宅に帰って、ファイルメーカ で作ってみる
上のPythonのコードは少しエクセルのVBAをかじったことのある人や英語だけでも大体の意味がわかると思います。
しかし、コードを打ち込むことに抵抗のある方も多いと思います。
私もコードを覚えるのが嫌で、現在「コードレス or ノーコード」と言われる ファイルメーカ を使っています。
ファイルメーカーだと、日本語や右側から選択肢を選ぶだけでできます。
ただ、ランダムの関数を作るのが大変で、色々ググりました。
ファイルメーカ で作ったプログラムはこんな感じになります。
勉強会で学んだこと
今回はPythonを使ったプログラミングの話が中心でしたが、
プログラミングはあくまで手段です。
目的をどうするかです。
10年前であれば、プログラムでWEBアプリやスマホのアプリを作れたら、すごいとなっていましたが、今では??だそうです。
今の時代は、AIだそうです。
たしかに、2000年ぐらいではホームページを作れる方は仕事も引き手数多だったはずです。
しかし、今ではこのサイトもワードプレスで作っていて、誰でも簡単に作れる時代になりました。
プログラミング思考?
テックジムでは、単なるエンジニアを育成するのではなく、
「自走するエンジニア育成」を目指されています。
http://techgym.jp/?p=80
私たちの学習塾に置き換えたら、
「自立できる生徒育成です。」そのためにリーチングメソッドを取り入れています。
先日も元生徒の保護者が経営されている飲食店に行きました。
「娘は中3の時全く勉強しなかったが、スクールワンに通って勉強の仕方が分かり、
高校に入った時はかなり自分一人の力で勉強することができて、受験に合格したことよりも自分で勉強できるようになったことが一番本人も親も嬉しかった」
と褒め言葉を頂きました。
単に点数を上げるのなら、一昔前の詰め込み学習型の塾が流行ったと思いますが、それでは塾がなくなると本人の実力は身についておりません。
自立型にするには、自分で考えさせ、実行させ、失敗や成功を振り返ってもらう遠回りも必要です。
プログラムも日進月歩で大変です。
新しいテクノロジーが来た時に、すぐ対応できる人を育成したいとおっしゃっていました。
そのためには、「コツが分かる人」が大事です。
コツが分かるためには、人に教えることで自分の概念を整理する必要があります。
人の役に立つことが、自走(自立)のために大切です。
参考記事
「ScratchよりPythonをやれ」は正しいか?阿部先生にインタビュー
https://coeteco.jp/articles/10508
小学校からプログラミング教育が開始され、
多分四日市市はscratchではないかと想定されます。
個人的には、ノーマルのscratchは嫌いです。
プログラミングが強制されることで、きっとプログラム嫌いも出てくると思います。
学習塾をしていて、矛盾するのですが、周りの生徒と比較されることで苦手意識が芽生えます。
一人一人成熟度は違うので、周りと比較することなく、自分のペースで進め自己肯定感を高めることが大切だと思います。
京進スクール・ワンでもこれからまず直営教室でプログラミング教室が導入されます。
私もそれを勉強できないか、もしくはPythonを勉強して子どもたちに将来馬鹿にされないように備えたいと思います。
月収70万〜
テックジムを三重県四日市ぐらいで誰かやってもらえないでしょうか?(笑)
興味のある方は、直接テックジムか問い合わせから私宛に返事をください。
場所の相談はしてください。色々コネがあります。
私は運営する時間の余裕がないので、ぜひ生徒やそれ以外のところでバックアップさせてください。
休みの日に書き上げて、推敲がまだですが、投稿しないと次いつ更新できるのかというスケジュールがいっぱいいっぱいの中なので、お許しください。