京進スクール・ワン富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室進路アドバイザーです。
今回の進路コラムは、6月26日に開催された名古屋商科大学の教員向け説明会を特集します。
「ケースメソッド」の模擬講義もありました。
(1)国際学部 新設
コミュニケーション学部を改組して2018年度設置。
グローバル教養学科
日本の人口減少および市場縮小によってボーダーレス化したビジネス社会に対応するべく、ビジネスパーソンとしての基礎力養成と幅広い国際教養を身につけ、グローバルに活躍できる人材育成を目指す。
英語学科
グローバル化が定着した現代において「英語」によるコミュニケーションは必須。ネイティブ教員による少人数クラスを編成し、日本語を使わない授業を実施。国を問わず活躍できる人材を育成。
※国際学部の学生は全員海外体験が必須。
(2)海外体験プログラム
・交換留学
・ダブルディグリープログラム
・世界一周
・北南米一周
・国際ボランティア など
※プログラムにより、往復航空券、交通費の一部、宿泊費の一部などが奨学金として支給される。
(3)入試
倍率
1.2倍~1.4倍程度
合格者平均点
5割~7割程度
(4)アクティブラーニング
都心型コース(名古屋キャンパス)は、すべてアクティブラーニング(参加型授業)で行われている。主にケースメソッドが用いられる。
授業への参加態度が評価されるので、挙手して発言する学生が多い。
参加型授業
・美しい学術理論・秘技を伝授する場ではない。
・参加者が議論し、経験値を高める場にする。
・リーダーを育てる場とする。
・多くの場合「ケース」を活用した討議が中心的役割。
「ケース」とは
・ストーリー性のある物語。
・基本的には現実の経験や課題を描写。
・結論が欠落し意思決定を参加者に委ねる。
・短くも長くも、単純にも複雑にもできる。
参加者
・記憶で学ぶのではない。
・実践的な課題の考察や解決策を議論し、行動し他人に伝えることで学ぶ。
・学修にやる気や責任感を持つようになる。
教員
・進行係であり、預言者ではない。
・参加者に正解を伝えることはしない。
・今日何を学んだかを伝えることもしない。
・考慮されていない視点に議論を導くのが役割。
(5)アクセス
日進・長久手キャンパス
リニモ「公園西駅」または名鉄豊田線「赤池駅」よりスクールバス。
または、名鉄豊田線「米野木駅」より名鉄バス「名商大」下車。
名古屋キャンパス
名古屋駅から地下鉄東山線で「伏見駅」下車。