川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、8月9日~11日にオープンキャンパスを開催された中部大学を特集します。
9000人を超える参加者がいたそうです。
夏のオープンキャンパスでは、学科別説明会の他に、教員による「文系学部説明会」と「理系学部説明会」も行われていました。
また、入試説明会は、大きい教室でしたが、立ち見が多数でるくらいの盛況ぶりでした。
(1)主な学部の特色
①現代教育学部
・幼児教育学科では、幼稚園と保育士の資格が目指せる。
→6年連続で就職100%
・現代教育学科では、小学校や中学校(国語・数学・理科)や特別支援学校の教員が目指せる。
・教育ボランティア活動で現場経験をつめる。
・この春はめずらしく一般就職が多かったそうだ。
②人文学部
→人文学部全体を横断的に学修できるようにしている。
・英語英米文化学科では、希望者全員海外留学ができる。
・歴史地理学科では、歴史的経緯と地理的視野を持った学生を育てようとしている。フィールドワークも取り入れている。
③国際関係学部
・英語で学び、英語も学ぶ。
・ハイブリットプロジェクト
→テーマは学生が決めて、複数の教員がアドバイスをする講義がある。
④工学部
・習熟度別クラスや担任制を設けている。
・JABEE認定のカリキュラム
→都市建設工学科、建築学科、応用化学科
・電気電子システム工学科と宇宙航空理工学科が新設
⑤応用生物学部
・1年次は管理栄養科学専攻を除き、共通カリキュラムが用意されている。
・日本有数の食品製造実習施設がある。
⑥生命健康科学部
・臨床工学科では、工学に強い臨床工学士の養成が行われている。
・スポーツ保健医療学科では、救急救命士の資格も目指せる。
⑦経営情報学部
・1学科体制で、テーラーメイド教育が行われている。
(2)入試
①2017年度入試の倍率
おおむね2~4倍
②2017年度入試のボーダー
・前期試験A方式 60~80%程度
・前期試験B方式 60~85%程度
・センタープラスA・B方式 60~80%程度
・特別奨学生入試 63~75%程度(奨学生は85~95%程度)
※応用生物科学部、生命健康科学部のボーダーが高め。
③2018年度入試
・AOポートフォリオ入試新設
→入学料免除制度 50名 導入
→必須ではないが、事前ガイダンスも行われている。
・前期試験A方式(3教科)、B方式(2教科)
→同一方式で同一学科を複数日受験した場合は、試験日ごとの合計点の成績が高得点の日のものを使用して判定してもらえる。
・特別奨学生入試
→12月に実施。
(3)就職
①実習職率
93.0%
(卒業生数2000名以上の私立大学というカテゴリーで1位)
②学部別就職率
・工学部 99.4%
・経営情報学部 99.7%
・国際関係学部 97.9%
・人文学部 96.6%
・応用生物学部 99.7%
・生命健康学部 99.0%
・現代教育学部 100%
(4)アクセス
名古屋駅より、JR中央線で神領駅下車。名鉄バスで「中部大学」下車。