教室長 阪田より一言
9/26に行われた暁高等学校(3年制)の塾対象説明会に行ってまいりました。
2019年の入試結果は2018年に比べてどのコースもおよそ10点ほど合格点が下がりました。そのことについて詳しい説明があるかなと思っていたのですが、そのことにはほとんど触れられませんでした。なんとなく副題の泰然自若という言葉が浮かんだのでつけてみました。
変更点
基本的には2018年の説明会を踏襲していたので、私が変わったなと思ったことを中心にお話しします。
2018年の内容はこちら
大学進学率
2018年は四年制大学への進学率はおよそ8割でしたが、2019年は7割強ぐらいまで下がりました。その分は専門学校への進学と浪人その他が増えた感じです。大学進学率にこだわるのであればやや不安な結果になったと思います。
臨床検査学科
暁高校のことではないですが、併設校である四日市看護医療大学に2020年4月から定員50名で看護医療学部臨床検査学科が新設されます。
詳しくはこちら
暁高校には併設校推薦(指定校推薦があるのは暁のみ)があるので興味がある子にはオススメです。
入試について
入試についても変更点は特にありません。
・専願推薦、併願推薦、奨学生推薦は事前審査あり。
・併願推薦は、県立高校前期選抜との併願が可能。
・第一志望のコースから順にスライド合格の制度あり。
・出願期間:2020年1月8日(水)〜10日(金)9:00~16:00
・入学試験日:2020年1月27日(月)
・試験方式:5教科マークシート方式(3学期に習う範囲で一部除外あり、リスニングなし)
合格点についてですが、2019年を基準にすると合格予想点は下がりますが、学校からは例年通りの予想点を提示されました。具体的な数値については各教室にご相談ください。
最後に
暁高校は入学時はⅠ類コース、Ⅱ類進学コース、Ⅱ類英進コースに分かれますが、2年生からは私大系、四年制大学・看護系、国公立大学系に分かれます。この時審査はありますがコースのスライドが認められており、Ⅰ類から四年制大学系へは70〜80人ほど、Ⅱ類進学から国公立大学系は30人ほどの生徒がスライドします。コースのスライドが狭き門というわけではなく広く認められていることで上のコースを目指そうという生徒のモチベーション向上には良い効果を与えているのではないかなと思います。