鈴鹿高校(3年制)塾対象説明会2019~新たに3コース制~

教室長 阪田より一言

9/18に行われた鈴鹿高等学校の塾対象説明会に行ってまいりました。

鈴鹿高校は前年度までは6年生編入、探究Sコース、探究コース、創造コースに分かれていましたが、今年度の入試から6年生編入がなくなります。また、3年制はコースを一新し、新たに特進コース、探究コース、総合コースの3コースに変わりました。3コース制は変わりませんが、それぞれのコースで大きな変更があるのでその点を中心にお話ししたいと思います。

特進コース

・目指すもの

高度な学力を育成するとともに社会へつながるスキルを身につけます。

・新学習指導要綱への対応

学力の3要素を育む

・カリキュラム

1年次は文理共通カリキュラムで2・3年次は文理に分かれての全員5教科カリキュラムです。

特進コースは3年次が全員5教科カリキュラムであることからわかるように国公立大学合格を目標としたクラスですね。前身の探究Sコースは国公立大学合格者がしばらく低迷していましたが、2019年度はまた合格者が二桁に戻り盛り返しています。後述しますが、前身の探究Sよりハイレベルになる予想ですので、今後国公立合格者が増える可能性はあります。

特進コースでは前身の探究Sと異なりクラブ活動をすることができます。

探究コース

探究コースは唯一名称に変更はありませんが、前身の探究コースから継承したものに新たな取り組みを加えた形で生まれ変わりました。

・3年間の流れ

主な取り組みとして論理コミュニケーションを取り入れています。今後も大学入試では推薦入試AO入試は大きな割合を占める入試となります。そして、これらの入試で重要になってくるのは小論文を書く能力や面接・グループディスカッションにおけるコミュニケーション能力です。早い段階からこれらの能力を磨いておくのはいい方法かもしれません。

・キャリアスタディーズ

「仕事密着体験」「高校生インターンシップ」などを通して自分の将来像にをイメージする授業を取り入れています。

勉強をする上で将来の夢は大きなモチベーションになります。勉強する意味がわからないと考えている子には気持ちを切り替えるいい機会を与えてくれています。

・団体戦

「学習合宿」「プレゼン大会」「卒業生との交流会」などで一体感を高めモチベーション維持に努めています。

一人ではやる気が出ないことも周りに仲間がいるとついできてしまうことは多々あります。クラスや学年、学校で団結することはそれだけで力になりますね。ちなみに塾に来ると勉強をする気になるのは周りがしてるから自分もしようという一体感のおかげでもあります。

総合コース

おそらく一番大きな変更があったコースだと思います。

図にあるように2年次から「総合進学系」「幼児教育系」「看護・医療系」の3コースから選べるようになります。将来について保育士や看護師に興味がある子は進路の選択に入れてもいいと思います。なお、3年次でのコース変更においては文系→理系、総合進学系→幼児教育系、看護・医療系は不可なので注意してください。また、卒業により資格取得ができるわけではないことにも注意してください。

看護・医療系では看護師や医師の講演、病院実習など授業が取り入れられる予定とのことです。また、幼児教育系はピアノのレッスンや幼児との年間交流の授業を実施予定とのことです。

入試について

今年からの変更点として帰国子女入試がなくなりましたのでご注意ください。

また、出願方法が全てWeb出願になりました。困ったら塾の先生に相談してください。

入試制度について

⑴一般推薦、クラブ推薦、奨学生推薦

選抜方法は 調査書、面接、作文です。

高校に事前相談が必要。

中学校の推薦が必要。

推薦基準については各教室にご相談ください。

⑵特色選抜入試

選抜方法は 調査書、面接、作文に加え自己PRシートです。

高校に事前相談は必要ですが中学校の推薦は不要です。

推薦基準については各教室にご相談ください。

⑶一般入試(専願・併願)

5教科マークシート方式 各45分

*専願は高校に事前相談が必要です。

*専願入試は合格がしやすくなりますが、確約ではありません。

*専願・併願ともにスライド合格が認められています。

*専願の場合希望コース以外での合格の場合は辞退が可能です。

ボーダーは探究コース、総合コースについては前身の探究コース、創造コースから大きく変更はないようです。特進クラスについては6年制編入がなくなったため前身の探究Sコースより難易度が上がる予想です。

説明会日程

こちらからご確認ください。

最後に

鈴鹿高校は設備面は非常に充実しています。今後新たにコースを一新したことで教育内容にも新たな風を吹き込んで行ってくれると思います。

 

 

 

 

 

 

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