教室長吉川より一言
菰野高校が今年で創立70周年で、エリア制という独自の科目選択ができるということは、菰野高校を志望する今年の中学3年生は押さえておきましょう。
(面接では、このことを知っている前提になるはずです)
エリア制の一つである「キャリアデザインエリア」は、四日市商業が良いなと考えている子は内容が似ている科目があるので、知っておいて良いと思います。
昨年の説明会でもおっしゃっていましたが、菰野高校ではかつての課題であった「授業姿勢不足」「基礎学力不足」の2つを2013年〜2015年の間に県の協力も仰ぎながら改善してきました。
生徒のその面はかなり改善されたと、菰野高校の先生はおっしゃっていました。
今は、教える教員の能力を更に高めている段階だといいます。いま流行りのICT設備も取り入れ、公開授業などで教員の授業方法を高めていっているところと聞きました。
大学進学は指定校推薦などを使い、就職も今までなかった大手企業からの求人も今年から出だしたということで、着実に上昇している高校の一つだと思います。
富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室 進路アドバイザーより
今年度も県立高校の説明会のシーズンがやってきました。今回は、塾対象説明会を開催された菰野高校を特集します。
(1)トピックス
・創立70周年
・地域の応援がある
・生徒の元気がいい(良い意味になってきた)
・進路の状況がいい
(2)学力向上委員会
・授業環境の整備の計画
・基礎学力定着に向けた効果的な授業方法の確立を目指して取り組みを行っている。
(3)きめ細かい指導
・1学級の人数を少人数化
→1学年は約32人学級にしている。
→3学年も1学級増で、特に進路指導の面で手厚い指導。
・エリア制
「ステップアップエリア」(進学)
「キャリアデザインエリア」(就職・資格取得)
「ヒューマンサポートエリア」(芸術・総合的な教養)
→進路希望にあわせて授業を選択できるようにしている。
→多くの講座で少人数制にしたり、ティームティーチングにしたりしている。
(4)国・県事業との協業
・県事業:高校生学力定着支援事業(25~27年度)
→義務教育から高校1年生段階までの基礎学力向上のモデルづくり
・県事業:アクティブラーニング授業充実支援事業(28年度)
→生徒が自ら学び、考え、実践する授業に関する研究
・文部科学省事業:高校生の基礎学力の定着に向けた学習改善のための調査研究事業(29年度)
(5)進路
・面接訓練(学校長・教頭を含め全教職員が担当)
・応募前企業見学の実施
・就職は第1志望で91%が内定。最終的に100%内定している。
(6)入試
・前期選抜では、数学と面接を実施。
→思考力などをみるため数学を課している。最後の証明問題までできなくてもよい。
→学力検査は、平均点を考慮し、4段階で評価される。
→調査書は評定だけでなく、評定以外の記載事項も点数化される。
(7)さいごに
「地域から愛され信頼される学校」という学校像を目指し、県や文部科学省の事業にも参加し、改革を進めてこられています。
また、新学習指導要領を見据えて、「思考力・判断力・表現力」の養成やプロジェクター等のICT機器も導入して研究を進めておられます。
漢字検定は全員受験されており、各種資格試験の受験も推奨されています。
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