川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、初めて塾・予備校対象の説明会を開催した岐阜聖徳学園大学を特集します。あまり公開されていない情報を提供していただきました。(進路コラムには書ける範囲で掲載します。)
(1)都道府県別入学者数
教育学部は、愛知県が多数をしめているが、他の学部は、岐阜県が大半であった。
(2)各学部のポイント
①教育学部
・小学校、中学校、高校、幼稚園の免許状が取得できる。
(保育専修のみ小学校、幼稚園、保育士)
・通常の教育実習とは別に教育現場を体験するプログラムがあり、4年間を通して行います。
・教員就職率74.0%、正規採用率51.5%(2017年3月卒)
→教員経験者による講義や教員採用試験対策講座や論作文対策まで、試験突破に向けて、万全の対策を実施している。
②外国語学部
・国際キャリアコースと中等英語教員養成コースがある。
・国際キャリアコースはTOEIC730点以上を目標にしている。
・中等英語教員養成コースはTOEIC860点以上を目標にしている。
・小学校免許も15名まで取得できる。(成績次第)
・1年時にフレッシュ海外体験プログラム(50名限定・費用は大学負担)あり。
・2年次と3年次に海外企業で就労体験する国際インターンシップあり。
③経済情報学部
・「経済、経営、情報」が融合した学び。
→経済・・・人間心理と経済を学ぶ
→経営・・・ビジネスを学ぶ
→情報・・・情報技術の活用を学ぶ
・資格取得すると、一部は、単位認定される。
・企業と連携した実践的な学びを実施。
・マナー講座や就職合宿などで、就職活動に必要な知識、技術を実践的に学ぶ。
④看護学部
・2年生と4年生がともに学びあう「学生版プリセプターシップ」(技術演習・技術指導演習)を実施。
・教育学部特別支援教育専修との合同演習や、外国語学部の学生や教員と交流できる環境がある。
・1年次から国家試験対策を実施。
・看護師の他、保健師(20名)、または、養護教諭(10名)の資格も目指せる。
→2年生の3月に選抜試験あり。
(3)入試
・教育学部は、他学部に比べて、倍率・ボーダーともに高い。
・〔公募推薦〕教育学部の目標ラインは、70%くらい。合格者平均点も同程度(専修により異なる)
→面接ではあまり差はつかないので、基礎学力検査が重要。
→倍率は専修により、2倍程度~10倍程度までさまざま(おおむね3~5倍)
・〔公募推薦〕看護学部の試験の目標ラインは教育学部ほど高くはない。
・〔一般入試〕教育学部倍率 おおむね2.0倍~4.5倍(専修により異なる)
・教育学部以外の学部の倍率 おおむね1.0倍~1.5倍程度。センター利用の後期は3.0倍もあった。
・英語の資格取得者に対する優遇措置
→教育学部・・・一般入試C日程で、英検2級以上でみなし得点が設定される。(2級で70点)。試験の得点とみなし得点のいい方の得点で判定される。
→教育学部以外・・・対象となる入試において、英検準2級以上で、加点される。
(詳細は入試ガイドブックを参照してください。)
・スカラシップ(奨学生制度)
→対象の入試で、成績上位者の授業料が一部免除となる。
(その他多数の奨学金制度がある。)
・2019年度入学者選抜よりAO入試導入〔予告〕
→教育学部(音楽専修・体育専修)、外国語学部、経済情報学部、看護学部
(教育学部の予定試験内容・・・小論文、グループディスカッション、集団面接、実技試験)
(4)就職
・就職率 100%(外国語学部・経済情報学部)、99.7%(教育学部)
(2017年3月卒業生)
(5)WEEKDAY CANPUS VISIT
・模擬授業ではなく、通常の講義を受講できる。
・普段の大学生の様子が見られる。
・通常授業日の祝日に開催
→7月17日、10月9日、11月3日(経済情報学部・短大)、11月23日
(6)オープンキャンパス
①羽島キャンパス
〔教育学部・外国語学部・看護学部〕
7月22日(土)、8月20日(日)
②岐阜キャンパス
〔経済情報学部・短期大学部〕
7月23日(日)、8月19日(土)
(7)入試対策講座
・10月 1日(日) 推薦入試対策講座 〔羽島・岐阜キャンパス〕
・12月10日(日)一般入試対策講座 〔羽島キャンパス〕
(8)アクセス
①羽島キャンパス
〔教育学部・外国語学部・看護学部〕
・岐阜駅から岐阜バスで「岐阜聖徳学園大学」下車すぐ。
・大垣駅から名阪近鉄バスで「岐阜聖徳学園大学」下車すぐ。
※岐阜駅と傘松駅からスクールバスあり。
②岐阜キャンパス
〔経済情報学部・短期大学部〕
・岐阜駅から岐阜バスで「六条大溝町」または「東鶉」下車。徒歩約5分。
※岐阜駅からスクールバスあり。