川越富洲原教室 教室長代理です。
2016年4月下旬の進路コラムを復旧します。
4月16日実施のオープンキャンパスより。中部大学は総合大学ですので、他大学における学部・学科選びにも役立つと思います。
今回のオープンキャンパスは、全体説明や学科紹介などの高校生向けのプログラムは、学生が中心となり、大学職員がサポートするというスタイルでした。学科個別相談コーナーは、教員と学生のペアで対応されていました。保護者向けプログラムでも、副学長あいさつはありましたが、学生主体の内容でした。
(1)改組
①現代教育学部(認可申請中)
「児童教育学科」を「現代教育学科」に名称変更予定。現在は、中学の教員免許は「理科」が取得できるが、取得できる教科を増やす計画で認可申請中。「児童」とついていると小学校の教員免許が取れるコースと思われるので、名称変更しようとしている。(現行でも時間割が重ならなければ、他にも取れる科目もあるようだ。このことは、取得を保証できないので、どこの大学でもパンフレットには掲載されない。)
→文部科学省から認可が下りるのが、12月の予定なので、中学「理科」以外の教科は、2月・3月の一般入試でのみ募集する予定。
②経営情報学部(2016年度よりスタート)
・従来複数あった学科を「経営総合学科」1つに統合。「経営」「情報」「会計」すべて学べるようにした。
③国際関係学部(2016年度よりスタート)
・従来複数あった学科を「国際学科」1つに統合。選択の幅を増やした。
(2)特徴
①生命健康科学部
看護・リハビリ関係の学部。医療機器の操作・管理、開発を担う「臨床工学技士」を育成する「臨床工学科」や、病気の予防につながる研究などをする「生命医科学科」は、「医科学とバイオの基礎」と「生命科学技術」を基盤とする学問分野を開拓した学科である「臨床検査技師」を目指せる。さらに、「スポーツ保健医療学科」では、スポーツ関係の資格の他に、「救急救命士」の資格も目指せる。
②工学部
工学部で教員免許となると高校「工業」や「情報」が一般的であるが、「応用化学科」では、高校「理科」が取得できる。
多くの大学で、機械系が「高校工業」、情報系が「高校情報」、化学系が「高校理科」の高校教員免許が取得できる。(物理を専門とする「高校理科」免許は、主に理学部か教育学部で取得できる。)
③「化学」に注目すると
「工学部 応用化学科」と「応用生物学部 応用生物化学科」が中部大学にはある。簡単に違いを説明すると、「応用生物化学科」では、微生物が行う化学変化に注目している。(薬学部をあきらめた受験生が似たような研究もできるということできた学生もいるとのこと。)「工学部 応用化学科」では、人工的に化学変化を起こさせることに注目している。(詳細は、オープンキャンパスなどで確認してください。)
④人文学部 コミュニケーション学科
メディアセンターには、映像作品を制作できるスタジオや編集機器がある。ニュース番組を制作するための機材もある。ラジオの収録ブースもある。(これらの機材を使用するサークル活動もある。)
⑤ボランティアが盛ん
・学部独自のボランティアや、サークル活動で小学生を大学に招いて一緒に遊んだり、実験をしたりしている。
・さらに、学生主体の「中部大学ボランティア・NPOセンター」があり、計画・実施・反省まで学生自身で行っている。大学の一機関のようになっているので、大学の教職員のバックアップや補助金をもらって活動している。
・高蔵寺の「地域連携住居」で地域貢献を行っている。「春日井市・UR都市機構・中部大学」が協力して実施している。家賃が20%割引。大学周辺のワンルームマンションより、安くて部屋も広い。そのかわり、地域のイベントの運営ボランティアとして活動し、報告書も提出する。
⑥留学
多くの学部で、留学にも力を入れている。主に2年の春学期。(ただし、資格取得系の学科の参加者は少ない。)
⑦幸友会
優良企業による中部大学をバックアップする組織。約800の企業が加盟している。就職指導を支援している。
⑧特別奨学生試験
一般入試の1つとして、12月に実施される試験。3科目マークシート方式の入試で8~9割程度取れれば、学費の大半が免除される。6~7割程度なら、一般合格として認められる。一般入試なので、入学金などの納入は、2月の入試と同じタイミングで納入すればよい。
(3)入試など
夏のオープンキャンパスで入試担当職員から説明があります。5月下旬頃には、新年度の資料が出来上がるようなので、そのころから、個別相談会でも情報が入手できる。
[char no=6 char=”進路アドバイザー”]夏のオープンキャンパスのコラムも後日復旧いたします。[/char] [char no=3 char=”教務”]どこの大学でも、学習環境には配慮されています。学習塾も学習環境は重要です。「勉強するという雰囲気も必要」と頑張っている生徒たちは言っています。私は、こういう生徒たちが学習に取り組みやすいようにしてあげたいと考えています。[/char]
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