富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室 進路アドバイザーです。
今回の進路コラムは、6月22日に名古屋で開催された教員向け説明会を特集します。2018年度入試は、定員管理の厳格化の影響もあり、合格者数を減らしてきました。
(1)2018年度一般入試結果
・志願者 98,262名 (前年度比+2,136名)
・合格者数 24,995名 (前年度比-3,147名)
・競争率 3.8倍 (前年度3.3倍)
・入学者は定員の92%
※合格者は11.2%減少
→私学助成不交付基準、学部新設不認可基準により入学者数を抑制する必要があった。
→合格最低点は下がっている学部もある。
(2)グローバル教養学部 2019年4月新設
特徴
・国際的な環境におけるAll Englishでの学び
・オーストラリア国立大学(ANU)と緊密に連携したデュアルディグリープログラム
(カリキュラム開発・学修支援の連携)
・リベラルアーツ教育を軸とした問題発見・問題解決型人材育成のカリキュラム
概要
・取得学位
立命館大学 学士(グローバル教養学)
オーストラリア国立大学(ANU) 学士(アジア太平洋学)
・開設場所 大阪いばらきキャンパス
(1年間はオーストラリア(ANU)に在留)
・入学定員 国内学生30名 国際学生70名
カリキュラム
・世界のヨコの広がりを学ぶ
→文化研究・地域研究を軸に、社会の多様性を理解し、さまざまな境界を超えて問題発見・問題解決に導く能力を養成する。
・世界のタテのつながりを学ぶ
→歴史研究・社会理論を軸に、国際社会の多元性と普遍性を理解し、人類にとっての新しい課題を浮き彫りにする力を育てる。
・世界の未来を構想する
→経営理論、科学・技術論を軸に新しい知識と価値を生み出し、国際社会で実践できる知的能力と行動力を習得する。
入学基準(出願要件)
TOEFL iBT 68
IELTS 6.0 などのいずれか1つを満たしていること。
※1年時終了時にハードルが設けられていて、越えられない場合はデュアルディグリーの取得はできない。
入試
・AO入試 書類審査+個人面接(英語)
・センター試験+面接方式 センター試験高得点3科目と個人面接(英語)
※高得点3科目の合計得点率が77%以上必要
(3)入試
・スポーツ健康科学部で学部個別配点方式(文系型)の新設
・経済学部で全学統一方式(文系)において国際経営学科と経営学科の2学科併願が可能に
・生命科学部で学部個別配点方式において2学科までの併願が可能に
・2019年度入試は、定員に余裕があるため、多めに合格者を出せる見込み。
・日程により、名古屋・三重などで受験可能
(4)2020年度以降の入試
共通テストについて
・5科・7科重視で活用予定
・記述の扱いは未定
英語外部検定試験利用について
・拡大の方向
・共通テスト併用で得点換算の予定
(5)アクセス
衣笠キャンパス
JR京都駅より市バスで約40分「立命館大学前」下車。
びわこ・くさつキャンパス
JR琵琶湖線「南草津駅」下車。近江鉄道バスで約20分「立命館大学」下車。
大阪いばらきキャンパス
JR京都線「茨木駅」下車。徒歩約5分。