川越富洲原教室 教室長代理です。
2016年8月上旬の進路コラムを復旧します。
今回の進路コラムは、7月11日に予備校・塾対象説明会、7月30日・31日にオープンキャンパスが実施された愛知学院大学を特集します。オープンキャンパスはQUEST for BRAINをテーマに行われました。
(1)創立140周年
多数の卒業生のネットワークを、キャリア教育にも活用している。2014年には、名城公園キャンパスを開設。(経済・経営・商学部を設置している。ただし、1年次は日進キャンパスで、一般教養科目を中心に学ぶ。)
(2)クロスオーバー型教育
産学連携による商品開発や、複数のゼミ・他大学のゼミとも共同での商品開発、プロスポーツの公式戦のサポート、学校の体育祭のサポート、商店街イベントの企画運営など、社会で役立つ取り組みをしている。
(3)アクティブラーニング
アクティブラーニングにも積極的に取り組んでいる。新設の名城公園キャンパスは、大講義室だけでなく、アクティブラーニングのための部屋も整備されている。
(4)就職
超一流企業への就職もいますが、地元企業への就職に強い大学です。特に信用金庫への就職が多数います。銀行系に行きたいけど、引っ越しを伴う人事異動を好まない学生にとっては、信用金庫というのはいい就職先のようです。
体育会系のための就職ガイダンスがあり、ユニホームや練習着で出席することになっている。
(5)入試
総志願者数は年々増加している。これに伴い、合格者数も増加傾向。ただし、文部科学省の方針により、大都市圏の大学のため、昨年の入試では、合格者数を抑えている。
①AO入試
自己アピールできるものが必要であるが、その年ごとの相対評価になるようなので、年により基準がかわる不安定な入試となっている。第1次選考である書類審査でだいぶ不合格をだしているようだ。
②公募推薦入試
AとBで片方しか実施しない学科もある。
・A 専願 〔課題文設問型〕
→100字から400字程度の要約や意見論述の他、漢字や英単語の問題も出題されている。
→歯学部と短期大学部は面接もあり。
・B 併願 〔適性検査〕
→国語・英語の基礎(マークシート方式)
→歯学部のみ面接あり。
※今回の入試ガイドには、公募推薦の選抜方法や昨年度の合格最低点が掲載されている。
・専門学科推薦入試(専願)
→商学部と経営学部で実施
→指定の資格を取得している必要があるため、不合格はほとんどいない。
③一般入試
・前期Aと前期B(前期A利用型)とセンタープラスの3出願がおススメ。
→センター試験と前期Aを受験していれば、3回の合否判定が可能。
(入学検定料の割引もあります。詳細は入試ガイドをご覧ください。)
・前期Aとセンター利用Ⅰ期で成績優秀者を新入生特待生として選考。
→対象の入試で、得点率70%以上で合格者の上位264名以内。
→1年次は約120万円が免除(学科により若干異なる。)
→2年次以上も、各学科の上位10%の成績を修めていれば、特待生として継続。年間30万円の給付が受けられる。(短期大学部は20万円の給付)
(6)アクセス
①日進キャンパス
〔文学部・心身科学部・法学部・総合政策学部〕
・地下鉄東山線「藤が丘」駅より、名鉄バス「愛知学院大学」行きで約10分。
・名鉄バスセンター(名古屋駅)より名鉄バス「愛知学院大学」行き。約70分(特急系統は約40分)
②名城公園キャンパス
〔経済学部・経営学部・商学部〕
・地下鉄名城線「名城公園」駅下車すぐ。
③楠元キャンパス
〔薬学部・歯学部・短期大学部〕
・地下鉄東山線「本山」駅下車、徒歩約5分
[char no=6 char=”進路アドバイザー”]愛知学院大学は、塾・予備校対象の説明会をしてくれる数少ない大学の1つです。2015年度から始まり、この回が2年目でした。こういう機会があると、大学の入試担当との接点が増やせるのでありがたいです。[/char]