川越富洲原教室 教室長代理(進路アドバイザー)です。
今回の進路コラムは、入試企画部門長である教授から、詳しく大学紹介をしてもらった福井大学を特集します。地方国立大学ではありますが、実は、就職に強く、企業や文部科学省からの評価も高い大学ということでした。
(1)就職に強い
☆国立大学の中で、就職率が9年連続で1位!
実就職率 96.8% (2015年度卒業生)
☆高い定着率で企業から高評価!
在職3年以内の離職率 7.1% (全国平均 31.0%)〔2013年〕
①積極的なキャリア形成
→社会に送り出す人材育成に力を入れた授業・実習などを積極的に導入。
②充実した就職支援体制
→就職担当教員とキャリアカウンセラーが内定までサポート。
→大学独自のキャリアサポートシステムの提供
③きめ細かな就職支援活動
→充実した就職支援講座の開講(学生への動画の提供も)
→多くの企業との出会いの場の提供(個別の企業説明会も)
→内定が決まらない学生への積極的なフォロー
※NHKのニュースでも就職支援の取り組みが取り上げられています。
(2)文部科学省からの評価が高い!
☆国立大学の中で7位!
→複数の取り組みで高評価を受け、国から予算の追加配分を受けている。
(予算が多いと、よりよい教育・サポートができる。)
→教育学部では、文部科学省での取り組み担当者になっている教員もいる。
(3)各学部の特色
①教育学部
子供と触れ合う機会を設けていたり、教育委員会と協力して不登校の子供の対応をしたりしている。また、心の教育も行っている。(心理系で就職するケースも)。
②工学部
理工系はおおむねカバーしている。日本海側の大学で最大級の規模を誇っている。マッチする企業への就職が多い。敦賀に国際原子力工学研究所もある。
③医学部
医学科・看護学科ともに4年間英語の講義を行う。総合医の育成を行っている。
④国際地域学部
「英語教育」「企業と連携した課題探求」「文理融合(文系科目が中心だが、医学部・工学部との連携も。)」
「グローバルアプローチ」(留学必修)と「地域創生アプローチ」(留学推奨)に分かれている。
公務員・サービス業・マスコミ・観光業・グローバル系企業・国際機関などへの就職が見込まれている。
(開設3年目の学部)
(4)その他
留学生との交流スペースあり。
今後の入試制度設計のため、三重大学・静岡大学と連携。
東海地区から約32%が入学(平成28年度)
入試科目・配点に変更が予定されているので、要項が発表されたら確認してください。(変更の内容は大学ホームページに掲載されています。)
(5)アクセス
①文京キャンパス
〔教育学部・工学部・国際地域学部〕
福井駅より、えちぜん鉄道にて約10分「福大前西福井駅」下車。徒歩すぐ。
または、福井駅より京福バスにて約10分「福井大学前」下車。
②松岡キャンパス
〔医学部〕
福井駅より、京福バスにて約35分「福井大学病院」下車。
※名古屋駅より福井駅まで、JR(特急)で約1時間40分。または、高速バスで約2時間50分。