教室長 阪田より一言
11/12に行われた四日市南高校の塾対象説明会に行ってきました。
他の高校は校長先生のお話は10分前後のことが多いのですが、四日市南高校は校長先生のお話が50分ぐらいあり、間にディスカッションを交えたりしてとても面白い内容でした。
その中でなるほどと思ったお話を一つ
今の中学三年生は初めて高校在学中に成人になる学年です。これは高校や塾にとってはかなり大きい問題です。保護者が子供が18歳になると保護者ではなくなるので、進路について子供の意思で決定することができます。したがって高校3年生に対する保護者懇談は『保護者』懇談ではなくなります。もちろん、高校生は進路について保護者だった人に相談するでしょうから今後も懇談がなくなることはないと思いますが、この名称どうなるんでしょう?また、成人すると契約は一人でできるようになるので塾との契約も生徒個人でできるようになるのですが、これも悪徳業者なんかに捕まると大人になったらいきなり借金を抱えてしまったなんてことにもなりかねません。高校生のうちに成人するというのは選挙以外にも大きな波紋を呼びそうです。
他にも大学入試制度改革のことなど話していただきました。
コースについて
四日市南は普通科と普通科の数理科学コースに分かれています。
数理科学コースというと理系専門みたいなイメージを持ってしまうかもしれませんが、実際は特進コースのようなものです。実際、80人中20数人が文系に進学するそうです(文理選択ほ2年次)。普通のコースよりも理系が多いコースと考えるといいかもしれません。
進路について
2018年度は数理科学コースの63%が国公立大学に現役合格しました。また、学年全体でも34%が国公立大学に現役合格しています。
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入試について
令和2年度入試で変更点があります。
調査書の「各学科の学習の記録」などにより選ぶ人数において
これまでは数理科学コース、普通科共に募集定員の120%でしたが、数理科学コースは120%のまま、普通科は110%に変更になります。
将来的には普通科は100%に変更することまで検討しているそうです。
大学入試においても評定が関わる推薦入試が増加していることからそれに合わせた変更だと思います。
最後に
説明会ではディスカッションの時間に四日市南高校のイメージはどんなものがありますか?というのがありました。
いろいろ思い浮かべてみたのですが私の中で最終的にこの意見で落ち着きました。
四日市南高校出身の方で母校を悪く言う人にあったことがない。