四日市南高校 塾対象説明会2018 ~キャリア教育のある進学校~

教室長吉川より一言

南高の校長先生と教頭先生のお話を聞いていて感じたのは、これからの時代、自己主張ができない子は損をするなあ、ということです。

自己主張をするのに必要なものは、一般的に性格が明るいかどうかで評価されますが、性格が控えめでも、そういう子なりに自己主張する方法はあります。紙に書くことや、実績で示すことです。

つまり、自己主張に必要なものは「表現力」です。

表現力を突きつめれば、言うか書くかして自分の心の中にあるものを外に出す国語力です。

国語力がないと、自分を表現する手立てがありません。

自分を表現できないと、誰も判定してくれません。

だから、これまで以上に国語力が物を言う時代になる、と感じています。

こう感じた出来事を、南高の説明会から一つだけ取り上げます。

現在話題の大学入試改革は国が音頭を取っています。

その目的は、社会や将来の国際競争で生きていけるたくましい人材を育てたいから、そういう力を評価する入試に変えたいという思いから来ています。

その一つとして南高の説明会で取り上げられていたのが、調査書の評価方法の変更です。

これまでは定期テストの評点が中心でしたが、新入試では、評点以外の「独自活動の自由記述欄」の評価が増える予定です。

高校生の時にその子はどのような活動を経験してきたか、を書き、その内容で生徒の総合力を判断しようというのです。

実際に、調査書の記述欄自体が増えます。南高の先生は、全生徒の活動報告書を書くのは大変なことだとおっしゃっていました。

先生自身が、全生徒の高校生活の活動をしっかり把握できないと、書けません。

でも実際、その子の隣に学校の先生は四六時中いるわけではないので、現実的には、生徒の方から活動報告をしていかないと、その子特有の特長というものは先生には伝わりません。

ここで、生徒自身の国語力・表現力が育っていないと、学校の先生の活動報告書には反映されず、入試で苦境に立たされることになります。

学校で取り組んでいるボランティア活動や部活動などは自動的に書かれるでしょうが、その子特有の、というのはないはず。みんなと一緒では、差別化=高得点化になりません。

私が高校生の頃なら、私が趣味で絵を書いて市展に出したことや、歴史研究でオリジナルの本を作っていたことなどは、その活動報告書には伝わらないわけです。

でも、大学の入試担当は、意外とそういう他の人とは違う独創的なところや、自分から進んでやっていた取り組みを持っている人材を求めていると思うのです。

今、目の前で教室の生徒達が授業を受けたり自習をしていたりしますが、それを見ながら、この子たちの自立性・表現力・国語力を育てるには、どうしていこうかと考える機会になっています。

最終的には、自分から進んで質問や興味関心を持つという、なにかしらの自己表現が必要だと確信していますが、これを指示してしまうと自立性は育たないのです。

せめて、こういうブログの中だけでもアンテナを張り巡らせておきたいと思いますので、お読みになられた方がいらっしゃったら、自己表現について考えてみてください。

富田教室・川越富洲原教室・四日市ときわ教室 進路アドバイザーより

今回は、塾対象説明会を実施された四日市南高校を特集します。

校長先生が変わると説明会がなくなる学校もある中、四日市南高校は校長先生が変わっても今年も実施されました。

(1)5つのポイント

①これからの社会で人生を切り拓く力を育みます。

・大学や企業と連携した商品開発のためのグループ学習

・地域の人々と街づくりに関するアイデアを出し合う学習

・書物を読んで効果的な紹介をしあう学習

→コミュニケーション力、プレゼン力などを育てる。

②数理科学コース=理系 ではありません。

・理数科等の学科ではなく、普通科の中の一つのコースである。

→文系の学部にも、理系の学部にも進学が可能。

③授業でも、暗記や問題演習だけでなく、考える力、表現する力を育みます。

・ペアワーク、グループワーク、プレゼンテーションなどの導入。

→新しい大学入試制度の中で問われることになる力や今後必要となる力を育成。

④文武両道と、一人ひとりの個性伸長を重視しています。

・部活動が充実している。

・学校行事も創意工夫を凝らして取り組み、毎年盛り上がる。

・学業と両立できるように、平日は19時完全下校。

・平日や土曜の課外授業の実施。

・1年生からクラス担任による個人面談を年6回以上実施。

⑤地域で活躍する人材を多く輩出する、明るい雰囲気の進学校です。

・学習主体の学校。

・生徒同士や生徒と教員の交流・仲間づくり、共通の目的に向かうチームワークを大切にする明るい雰囲気を持ち続ける伝統校。

(2)さいごに

四日市南高校は、国公立大学にも多くの合格者を出している県内でも有数の進学校ですが、キャリア教育の視点も大きく取り入れているということです。

高大接続改革による大学入試制度の変化のなかで、重要性が増しているコミュニケーション力やプレゼンテーション力を育てていくように取り組まれています。

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